先週末の2月16日(金)、外部指導者の泉二ご夫妻が来校し、科学部が活動しました。その様子を写真で紹介します。
先週部員のみんなから出された希望をもとに、泉二先生が今後の計画をつくってきてくださいました。みんなで確認しています。
その後、図を用いて実験の際に起こりそうな危険なことを考えています。
このような図を用いました。部員たちはいくつもの危険なこと、事故の起こりそうなことを列挙し、自分たちの実験の時は事故が起きないよう、気を引き締めていました。
部員たちが本日行った実験を披露してくれました。ペットボトルを2つつなぎ合わせて何をしているかというと・・・
ご覧いただけるでしょうか? 渦・竜巻をつくる実験でした。
今度は、水がパンバンに入ったビニール袋に鉛筆を当てています。
完全に突き刺しても、水が漏れません。どうして?
次々に刺して、袋が大変なことになっています。しかし水はほとんど漏れていません。
何と、勢いよく鉛筆を刺すことで摩擦熱が生じ、ビニール袋を溶かしているのだそうです。それが水で冷やされ、鉛筆との間で溶けて固まり、シールのような役割を果たしているとのこと。部員が教えてくれました。
もっと薄手のビニール袋でもできることを、泉二先生が模範実験で示してくださいました。
普通の市販のうす~いビニール袋です。
ハイ、この通り!
今度は風船をふくらませて・・・
竹串を刺すと
こんなふうに割れてしまいますよね。
しかし、あ~ら不思議!
刺しても割れません!
こんなふうに突き通しても大丈夫!
これは摩擦熱ではありません。
あらかじめ竹串を刺すところにセロハンテープを貼り、ゴムの張力で穴が引き裂かれてしまうのを防いでいるのです。もちろん少しずつ空気が漏れ、風船は徐々にしぼんでいきますが、短時間ではそのままで、まるで魔法です。
実験してみたあと、「なぜだろう?」と理屈を考え、さらなる実験でそれを確かめてみる。
おもしろいですね~。
次に泉二先生が来てくださるのは2月23日(金)。とても楽しみです。