8月18日(金)に印西市教育委員会より指導主事の市村先生をお招きし、特別支援のあり方についてをテーマに校内研修会を実施しました。はじめは座学で、理論研修を行いました。後半は「読みにくさ」「見えにくさ」「つかみにくさ」を感じ取ることのできる資料を基に、我々教職員が実際に「難しさ」を体験しました。どのように手立てを工夫し、声かけをすれば「~にくさ」を少なくできるのかを考える貴重な研修となりました。研修の最後には印西市で進めている「コスモスファイル」についての説明や質疑応答もあり、有意義な時間となりました。普段の学校生活の中で、こうした研修を生かしていきたいと思います。
校長先生による、講師の市村先生の紹介です。
はじめは一斉講義の理論研修です。
後半は体験でした。これは空間把握能力の難しさを実感するためのビー玉と紙コップを用いた研修です。
ビー玉だけでなく、スーパーボールなどを使うと難度が増します。
ピンポン球も使いました。
読みにくさを体験するために、句読点無し、すべてひらがな、区切れもない資料を読んでいるところです。市村先生が我々のまわりを巡回しながら声かけするので、集中が途切れてさらに読みにくくなり、何が書かれているのか、意味を取りにくいと感じました。
こうした研修を重ねることが、教室の中で困り感を抱えている生徒への適切な指導につながります。さらに、あまり困り感のない生徒にとっても、よりわかりやすく伝わりやすい指導となります。我々教職員も夏季休業中にこうした校内研修や県・市の校外研修に参加し、研鑽を深めています。
生徒のみなさんも夏休みの課題に取り組んだり自主学習に励んでいることと思います。いくつになっても勉強ですね。お互いにがんばりましょう。