3月2日(金)予餞会を終えた放課後、泉二先生ご夫妻が来てくださって科学部が活動しました。今日は色と光の実験でした。
泉二先生の指導の下、サインペンの色を分離する実験をしています。
紙の上の色が本埜サインペンの色です。黒と赤です。
1色に見えますが、成分はこんなふうに何色にも分かれるんですね。神が水を吸い込んで、元の色を分離していきます。紙を使うので、「ペーパー・クロマトグラフィー」だと泉二先生はおっしゃいました。
今度はチョークを使って色を分離してみましょう。
チョークにサインペンで色をつけて、水に浸してしばらく待つと、やはり色が分かれていきました。
こちらはさしずめ「チョーク・クロマトグラフィー」というところでしょうか。
こんなふうに色が分離されるんですね。紙やチョークの上部に、元の色がわかるようにサインペンで色をつけています。
部員から「黒が一番いろんな色に分かれるね」という声が上がりました。別の部員から「そういえば、絵の具でいろんな色を混ぜると黒になるよ~」という声も上がりました。泉二先生はすかさず「いいところに気づいたね。その通りなんだよ。」とおっしゃっていました。
今度は光の実験です。冬の太陽光をレンズで集めて、紙に火がつくでしょうか?
焦点が合うと、けっこうまぶしいですね。
焦げ始めました。うっすらと煙が上がっているのがわかりますか?
やはり熱を集めやすい黒い紙の方が着火しやすいようです。この実験では白い紙にマジックで色をつけています。
今度は私の番。
今度は元々黒い紙を使っています。
もくもく煙が上がってきました。
私もやってみます。
冬の太陽でも、光と熱を集めると、すごい熱量になるんですね。
光は集めると白色で、色は集めると黒色になりますね。光の三原色や色の三原色を思い出しました。
次回泉二先生が来校してくださるのは3月8日(木)。15:40~科学部が活動する予定です。次の実験をお楽しみに。