第3回の家庭教育学級が行われ、22名と大変多くの保護者の皆様が参加してくださいました。
今日は、『そば打ち体験』です。市内にお住まいの、長澤先生にお招きし、自分でそばを打ち食べるという企画です。今回打つのは二八そば。そば粉が八割のそばです。
まず、長澤先生から、そば打ちのデモンストレーションをしていただきました。色々な理論を交えながら、丁寧な解説とテクニックを見せていただきました。
捏ねているそばの様子を見ながら、加水します。
このようにそば粉に水をなじませます。
だんだんまとまってきました。
そば粉の量と水(軟水)の量が、1グラム単位で様子が変わる、とても繊細な作業です。捏ね→菊練り→ヘソ出し→鏡出しと、捏ねてまとめるだけでもさまざまな技が必要でした。
先生は、薄く・大きく・均一に・長方形になるよう、上手に伸ばしました。見ている感じでは、とても簡単に見えますが、コツがあってなかなか難しそうです。地延し→丸出し→四つ出し→本伸ばしと続き、たたみます。
いよいよ、たたんだそばを切ります。
包丁でたたんだそばを落とし切り、少し包丁を左に傾けて駒板をずらします。その数ミリ分を次の切り幅として繰り返します。細かな作業ですが、そば職人のイメージが湧いてきます。
ここからは、一人ひとりが自分のそばを打ちです!!
水の量は109グラム、秤を使い正確にとっています。粉の混ぜ方も、先生と同じように、上手に混ぜていました。
捏ねてみると、なかなか思うように菊出しできず、口が開いたような形になってしまいました。思わず笑顔がこぼれます。
伸ばしは、なかなか難しいようです。最後のめん棒での伸ばしが難しい。丸から四角にするのは、みなさん手こずっておられました。
先生にアドバイスいただいたり、見本を見せていただいたいるうちに、みなさん上手に延しの過程が進んで・・・いよいよ切りに入ります。
麺切り包丁で、めんを切っています。とても上手です。みなさん、めんの太さが均一になるよう、慎重にきっていました。
教頭も、皆さんのおかげでそばが完成しました。実は捏ねの一部と、切りしか行っていません。妖精か、魔法の小人がいたようです。
今回は時間が押してしまい、ゆでて食べる過程まで体験することはできませんでした。ゆでる時のポイントを、学級生のみなさんは真剣に聞き入っていました。
学級生のみなさんから、楽しい時間を提供してくださった長澤先生に、お礼の言葉と拍手が送られました。
最後はみなさん協力して手早く片付け。長澤先生は感激していらっしゃいました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
当日配付されたプリント類はこちら
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第3回家庭教育学級(そば打ち教室レジュメ).pdf 第3回家庭教育学級・そば打ち教室 ゆで方のポイント.pdfご家庭で、「もう一度チャレンジしてみよう!」とお考えの時に、参考にしてみてくださいね。