3年生のみんなが、保健体育科の授業で、9月の実習体育祭で披露するソーラン節に取り組んでいます。
「実習体育祭」は聞き慣れない言葉かと思います。本校では「キャリア教育」の一環として、体育祭当日に教職員が指示を出すのではなく、生徒がすべてそれぞれのリーダーの指示で動き、生徒の手で作り上げる体育祭を「実習体育祭」と呼び、実行しています。3年生は最高学年として全校のリーダーとなります。もう3年目ですので、本校の実習体育祭の経験が豊富で、安心してリーダーを任せることができます。
ソーラン節の練習でも、ダンスリーダーが中心となって他の生徒たちに振り付けを教えていました。リーダーがしっかりしているだけでなく、その指示を聞き、わからないところは質問して一生懸命練習する、いわゆるフォロワーのみんなの動きが、とてもきびきびしていて素晴らしいと感じました。写真で紹介します。
小グループに分かれます。
低く腰を下げようとしています。
リーダーの指示を聞いて、動きを確認します。
みんなの動きをリーダーが確認しています。振りを見て、よりよくするために助言をします。
リーダーの助言を聞いています。
リーダーをまねして、振りを覚えます。
リーダーをまわりが支え、支えられたリーダーがまわりを引っ張り、よりよい表現にしていきます。保健体育だけでなく、学校生活の様々な場面でこうした風景が見られます。本校のよき伝統を、これからも大切にしていきたいと思います。