今日は1年生と3年生の道徳の授業がありました。1年生も3年生も学年の先生が毎週クラスを変えて授業を行う、ローテーション道徳です。1Aの道徳は副担任の先生の授業です。「銀色のシャープペンシル」です。「ぼく」は掃除のとき、ゴミに紛れたシャープペンシルを見つけ、自分のものにしてしまいます。その後、理科の実験のときに、友だちの卓也から、「それぼくのじゃ」と言われ、同じ班の健二からは「とったのか」とはやしたてられます。本当のことを言えず「自分で買った」と答えてしまった「ぼく」は、放課後にそっと卓也のロッカーにシャープペンシルを戻します。その日の夜、卓也からの電話で「シャープペンシルは見つかった。疑ってごめん」と謝られた「ぼく」は、複雑な気持ちになります。
1B道徳は、1Bの担任の先生の授業です。先週、1Aで行った「すべての人に安心、安全な水を」です。小田兼利さんの発明した水質浄化剤によって、多くの国の人々が安心で安全な水が飲めるようになりました。小グループで話し合い、タブレットPCで意見を共有しながら進みます。
1Cの道徳は1Aの先生の授業です。先週、1Bでも行った「幸せな仕事って」です。「職業聞き取り学習」を通じで、職業のやりがいを考える道徳です。班になって、意見を付せんに書き出し、仕分けをする「KJ法」を使っての授業です。
3A道徳は、3年生の、副担任の先生の授業です。先週3Cでも行った、「サルも人も愛した写真家」です。写真家の松岡さんは、下北半島の野生のサルに魅せられ、移り住んできました。しかし、サルは農作物に被害を与えるので、松岡さんは駆除するサルの選別を依頼されます。サルを愛する松岡さん、その依頼に悩みます。タブレットPCで意見を共有しながら、授業は進みます。
3Bの道徳は、3Cの担任の先生の授業です。「新入り」という、「島耕作」のマンガを使った授業です。亀淵さんはアメリカの支社から転勤してきました。日本式の会社のルールには従わず、皆が忙しくしているときにも、自分の仕事が終わったら帰ります。ある日、亀淵さんの仕事にミスが見つかります。そのミスを亀淵さん一人で修正していたら、とても仕事の期限に間に合いません。皆は自分の仕事よりも優先し、残業をして亀淵さんを手伝います。その姿を見て、亀淵さんは自分の考えが間違っていたことに気づきます。
3Cは3Aの担任の先生が道徳を展開します。「ひび割れ壺」です。水くみ用の壺にはひびが入っており、くんだ水の半分は道にもれてしまいます。そして、壺はそれを恥じています。水くみは言います「家に帰る途中、道ばたに咲いている花を見てごらん」。壺からもれた水が花を咲かせ、その花は毎日水くみのご主人様の食卓を飾っていたのでした。3Cの道徳もタブレットPCで意見を共有しながら進みます。