明日は秋分の日、祝日が土曜日は少し損をした気がするかもしれませんね。今日までは夜の長さに比べて、昼の長さが長い日です。まだまだ暑さは残りそうですが、来週からは夜のほうが長くなります。もちろん、日没も早くなり、10月には下校時刻が17:00になります。「秋の日はつるべ落とし」といいます。「つるべ」は井戸の水をくむ、かっ車にかけたひものついた桶(おけ)です。ふだんは水道を使いますので、実際につるべを目にすることはほぼありませんが、秋の日と同じように、サーと下がっていきそうです。
今日は全学年、道徳の授業がありました。
1年生の道徳は「裏庭のできごと」です。健二、大輔と雄一は昼休みに裏庭でサッカーをしようとします。体育館の裏庭に行くと、ネコが軒下の鳥の巣を狙っています。雄一はボールを投げてネコを追い払いましたが、物置の窓ガラスを割ってしまいました。雄一が先生に報告に行っている最中、大輔と健二はサッカーを始め、健二のけったボールがまた、物置のガラスを割ってしまいます。大輔はそのガラスも、ネコを追い払うために雄一が割ったことにしてしまうのでした。タブレットPCを使って、意見を共有しながら学びます。
9月は「印西市いじめ防止啓発強化月間」です。2年生は強化月間を受けて、いじめを題材とした「わたしのいもうと」という道徳を展開しました。児童文学の大家、松谷みよ子さんの、実話を基にした絵本を使っての道徳です。希望をもって転校してきた「いもうと」は新しい学校で、ひどいいじめに遭います。「いもうと」は学校にもいけず、引きこもった状態になってしまいますが、いじめた児童は中学生になり、高校生になり、楽しく日常を過ごしていきます。2年生もタブレットPCを使って意見を共有していきます。
3年生の道徳は、学年の先生方が毎週違うクラスで道徳を展開する、「ローテーション道徳」です。
3Aの道徳は「舁き縄」です。副担任の先生の授業です。博多祇園山笠のお祭りについての道徳です。実際のお祭りの様子も映像で見てみます。タブレットPCで意見を共有しながら授業を行いました。
3Bの道徳は「いつか やがて きっと」です。山梨県の日川高校バスケットボール部の実話です。数年前、「左手一本のシュート」という題名でドラマ化もされました。田中正幸さんは、入学予定だった日川高校の、バスケットボール部の練習に参加しますが、そこで脳溢血に倒れ、右半身がマヒしてしまいます。リハビリを頑張って、すいぶん回復したものの、マヒの影響が残り、試合には出られません。そこで、正幸さんはチームにアドバイスを与えるなど、自分ができることを頑張ります。3年生の最後の試合が迫ったとき、チームのメンバーは正幸さんを試合に出せないかと考えます。しかし、最後の試合はインターハイ出場をかけた試合です。正幸さんを試合に出せる条件は、相手に30点差をつけること、また、正幸さんがシュートを打てるよう、特別なフォーメーションも考えます。
3Cの道徳は「裁判員制度を考える」です。日本の裁判員制度は十数年前から始まりました。早くから取り入れている国も多く、「13人の怒れる男」という映画は、13人の裁判員の話し合いの場で、1人の意見が、12人の意見をくつがえすものでした。成人年齢が引き下げられたので、18歳から裁判員に選ばれる可能性があります。被告の運命を決めるのですがら、選ばれた責任は重そうです。
大空学級は、「秋の交通安全週間」を受けて、「交通ルールを守って安全に!」と授業を行いました。中学生は徒歩か自転車ですので、交通事故の被害者になりやすいです。ルールを守り、また、自転車ではヘルメットを着用しましょう。また、自転車のときは加害者になる可能性もあります。ルールを守ることは大切です。