5月10日(水)体育館にて、3年生が小児生活習慣病予防検診・心臓検査を受診しました。
身長・体重を計測し、採血したり心電図をとったりしました。大人になると毎年健康診断があるので採血も慣れたものですが、中学生はまだ慣れていません。担当の方々が優しく導いてくださっていました。
生活習慣病とは食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称です。以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症可能性があることから、1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱し、今の呼び名となりました。
私たち日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患、更に脳血管疾患や心疾患の危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などはいずれも生活習慣病なのだそうです。中学生のうちから生活習慣病を予防するために、こうして検診を行い、授業の中で事後指導をしています。