本日11月14日(木)5校時、千葉県警察本部北総地区少年センターから講師をお招きし、2年生全員を対象に防犯教室を行いました。
千葉県警生活安全部少年課より、少年補導専門員の方が講師に来てくださいました。
SNSなど、スマホ等のトラブルを中心にお話をしてくださいました。
講師の質問に手を挙げています。これはインスタグラムをやったことのある生徒です。ずいぶん当たり前になっているんですね~。
自分が中傷されたら・・・と想像してみると、他人を中傷することの怖さが少しわかってきます。中傷は犯罪になることもあります。
中傷するつもりはなくとも、ちょっとした行き違いで傷ついたりする恐れもあります。例えば仲良しグループでTDLに行こうとラインしていて、「俺も行く」と打ったら「お前なんで来るの?」と打ち返され、「やっぱやめる」となってしまった事例。なぜやめる気になってしまったか?という講師からの問いかけに「来るなと言われたように感じて傷ついたから」と生徒が答えていました。確かにそうですよね。ただ、相手の真意はTDLへの交通手段を聞いただけでした・・・
面と向かって話していれば、表情や言い方で相手が言いたいことがわかり、こんな行き違いは生じなかったはずです。SNSは便利ですが、こんな誤解が生じる危険も背中合わせで持っています。
あとは炎上事案とか、今ニュースになっている「闇バイト」の話など、多岐にわたってお話しいただきました。
「闇バイト」はまだ生徒たちはピンときていないようでしたが、私たち教職員は、自分の生徒が闇バイトに応募したりして犯罪に巻き込まれないか、心配に思っています。どんな世界でも簡単に大金が稼げる話なんてありません。怪しい話に引っかからないようにしましょう。2年生は職場体験を終えたばかりですが、しっかり働いて稼いだお金は大事に使いますし、そのありがたみがわかります。みなさんには「常識と良識」をわきまえた、21世紀の日本を背負って立つ立派な若者へと成長してほしいと思います。
講師を務めてくださった千葉県警の少年補導専門員様、そしてこの教室を企画してくださった市教委のみなさまに感謝します。どうもありがとうございました。