リモート社会科見学
5年生の社会科「自動車をつくる工業」の学習です。今日は、トヨタ自動車九州さんが主催する「小学校リモート社会科見学」に参加させていただきました。この見学では、「Zoom」を活用して大森小学校とトヨタ自動車九州宮田工場をつなぎ、車作りなどについて学習させていただきました。
「車作りの様子の映像」や「組み立て工場の紹介」をしてくださる時は、専用のパンフレットを使ってわかりやすく解説してくださいました。途中で、クイズを出しながら説明をしてくれたので、子ども達は楽しく学習することができていました。
最後に、質疑・応答の時間を取ってくれました。子ども達が質問したことに、勤続45年のベテランの方が丁寧に答えてくださいました。「作った車は、どの地域に一番出荷されますか?」という質問には、「一番は東京、続いて神奈川、愛知」が多いとのことでした。また「一番作るのに大変だった車は何ですか?」という質問には、「マークⅡです。1992年に工場ができて最初に作った車だったので、いろいろな約束事や車を作る流れを決めるのに、苦労がありました。」などと答えてくれました。
以前は校外学習で1日かけて自動車工場に見学に行っていたことがありました。自動車工場見学は人気があり、なかなか予約を取るのが難しく、また群馬や神奈川まで行っていたので移動に時間がかかりました。それが、今は学校にいながら工場の様子を見学させていただき、質問のすることができるようになったことに驚いています。子ども達にとってもよい学習の機会になりました。