本日1・2校時、3年生全員を対象に性教育講演会を実施しました。成田にある日本赤十字病院から助産師を招聘し、講演いただく本校の恒例行事です。今年は産婦人科係長の佐藤愛助産師が来てくださいました。とても暑い体育館の中でしたが、講師の先生のお話もわかりやすく的確で、3年生のみなさんも興味を持って聞いており、しっかりした態度でした。自分たちの近未来のこととして、真剣に聞いていました。
講師の佐藤先生です。
3年生が体育館に勢揃いしています。
司会進行役は、衛生委員が務めました。
暗幕を閉めて本当に暑い中でしたが、扇風機で乗り切りました。
パワーポイント資料を用いて講演してくださっています。
講演の途中には、体験コーナーがありました。乳児の人形を抱いています。
本物と見まごうばかりの赤ちゃん人形で、首が据わっておらず、おっかなびっくり抱いています。
特に男子がとても興味を持って、抱っこに挑戦していました。
こちらは妊婦体験。重くかさばるベストを着けます。
重いし、動きにくいし、こんな感じで10ヶ月生活するの?と驚いています。
途中、映像機器の不具合で、スクリーンにうまく映し出せなくなりました。コンピュータの小さな画面を見ようと、みんなが集まっています。
食い入るように真剣に見ている映像とは・・・
両親のもとに子供が生まれてくる映像でした。どれだけ待ち望まれ、どれだけ苦労して、どれだけ愛されてみんなが生まれてきたのか、感じられるような映像と歌、そして詩でした。
自分の「性」と相手の「性」、そして生まれてくる「生」についてまじめに考える機会となりました。世の中に性の情報は氾濫しており、思春期の中学生は興味本位に聞きかじった知識を話題にしたり、極端に恥ずかしがったりします。その中には間違った情報もあります。
今回の講演では正しい性の知識を得ることができました。講演後、自分のことだけを考えるのではなく相手を思いやることの大切さ、自分を生んでくれた両親への感謝、愛についての真剣な感想を聞くことができ、とてもよい勉強になりました。ご家庭でも子どもたちの将来に向けて、性と生について親子で一緒に話す機会にしていただければと思います。