2学年の出し物は演劇です。ヨシタケシンスケ作の「このあと どうしちゃおう」という絵本をモチーフに、細かな寸劇やエピソード、お笑いやダンスを交えた楽しい時間でした。
おじいちゃんが亡くなってしまった、という設定で劇が始まりました。
おじいちゃんの部屋をみんなで掃除していたら、ノートが出てきました。「このあと どうしちゃおう」というタイトルのノートを読んでみると「自分が将来死んだら、どうなりたいか、そしてどうしてほしいか」が書いてありました。
死んだらまず幽霊センターに行き、透明になってこの世の様子を見る。気が済んだら天国に行く。天国では何でもできるぞ~、と天国についておじいちゃんが想像している場面。
「有名人にけっこう会える。デスノートの藤原竜也にも会えるだろう。」
「きれいな人たちのダンスだって見られる。」
ノリノリのダンス!
「中学時代にだって戻れる。」
「応援団長にだって会える。」
「全校生徒でアゲアゲホイホイもできる!」
「合唱コンクールも再体験できる。」
「初恋だって」
「2度目の恋だって」
「予期していなかった人からの告白だって」
「昔の恋人とよりを戻すことだってできる。」
そんなことがおじいちゃんのノートに書いてあった。
「でも、待てよ。おじいちゃんはもしかしたらホントはすごく寂しくて、死ぬのが怖かったのかもしれない。だからこのノートを書いたんじゃないかな。楽しいことをたくさん考えて死ぬのが怖くなくなるように。」と僕は思った。
「お父さんは、どっちだと思う?」
「どっちかはわからないけど、おじいちゃんみたいにノートに書いてみるのはいいことだよね。」
「じゃあ、僕もこの後どうしちゃおうノートをつくるぞ~。死んじゃったあとよりも、今生きているうちにやりたいことを考えよう。」
「正義の味方になるのもいいな。」
「大発明して、大金持ちになるのもいい。」
「いろいろやりたいことがあって、考えなきゃいけないことがいっぱいあるなあ。とりあえず、今日は・・・。」
「天国に行った時のために、空を飛ぶ練習」をしよう。
そして最後は3年生のために
天国からの合唱でしめくくりました。