先日11月30日(金)10時より本校調理室にて、第5回ハツラツ家庭教育学級として、パン教室Studio Relish講師でヘルスフードカウンセラーの小林祐美先生を講師にお招きし、「お手軽おうちパン教室」を実施しました。
20名近くの保護者の方が参加してくださり、和やかな雰囲気の中調理実習が始まりました。

講師の小林祐美先生です。小林地区でパン教室を主宰していらっしゃいます。

まずはよく手を洗って

さらに消毒します。さすが食品衛生責任者でもある小林先生です。調理実習で病気が広がってはいけませんよね。予防が大切です。

学級生のみなさんが、先生の周りに集まって、作り方を学びます。

タッパーの中に、強力粉180gにドライイーストと

塩を入れてよく混ぜます。

そして水150gを2回に分けて入れ、スプーンでよく混ぜます。はじめに8割程度の水を入れて、タッパーから粉が飛ばないように気をつけます。最後に残り2割の水を入れて生地にします。

学級生のみなさんも、先生のお手本を思い出しながらやってみました。

意外と粘り気が強くて、混ぜるスプーンが曲がってしまいそうでした。

みなさんやり方をお互いに確認しながら、とにかく混ぜました。

大体平らにならして、フタをします。これが本日作った生地で、冷蔵庫に保管して8時間以上発酵させます。それより少ないと×。8時間たてばOKで、1日1回かき混ぜれば、冷蔵庫の中で5日間は持つそうです。

こちらは先生が昨日の夕方、学級生の人数分作ってくださった生地です。もう十分に発酵して、タッパーのフタにくっつくほど膨れ上がっていました。

また学級生みんなが集まって、先生のやり方を学びます。

タッパー周りにくっついた生地を、タッパーから削ぎ離します。

オーブンシートの上にタッパーをひっくり返して、自重で生地をシートの上に落とします。そして両側から生地を三つ折りに重ねます。

しっかり強力粉を上から振った後、指で生地の下までいくつも穴を開けました。そこに岩塩少々とオリーブオイルを垂らしていきます。

オーブンシートごとフライパンに入れます。シートが燃えてしまわぬよう、はみ出ている部分はきちんと織り込みます。

早速みんなでやってみました。

タッパーのフタを開けて・・・

取り出します。赤ちゃんの肌のようにもちもちふわふわでした。

フライパンに入れて・・・

もちろんオーブンシートの端を折り込むことも忘れません。

おうちならばフライパンのフタをしますが、調理室にはフタがないので、アルミホイルをかぶせて代用します。いよいよ焼き上げ開始です。

ポイントは、火が消えるか消えないかギリギリの弱火で、10分焼くことでした。

学級生のみなさんはガスレンジを必死に調節していました。

かすかに火がついているのが、見えるでしょうか?

キッチンタイマーで10分計測中です。

みなさん手慣れたもので、時間が余るとすぐに片付けを開始していました。

この手際の良さ! 調理実習の生徒に見習ってほしいお手本でした。

焼け具合を確認します。

下の部分の焼きあがり加減を見て・・・

ひっくり返してもう10分焼くよう、先生の指示が出ました。

あちらでも

こちらでも次々にひっくり返していきます。

あと少しで焼き上がります。合間に話に花が咲きました。

できあがりました。

フライパンから取り出して粗熱を取ります。



できたてふわふわのフォカッチャをいただきながら、和気あいあいとした時間を過ごしました。

小林先生から今日のおさらいと、簡単なアレンジ方法も教わりました。最後に学級生みんなから、感謝の気持ちを込めて拍手を送り、家庭教育学級が終わりました。
生地作りは本当に簡単で、教頭でもすぐにできてしまいました。その後、冷蔵庫に保管しておいた生地を家に持ち帰り、翌日焼いてみるとやっぱりおいしかった~。家族の評判も上々でした。