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2023/05/26

スケアード・ストレートvol.2

Tweet ThisSend to Facebook | by:西の原中


続いて、大型トラックによる左折巻き込み事故の再現です。前輪と後輪の間の距離=ホイール・ベースが長くなるほど、内輪差が大きくなり、このような巻き込み事故が起こりやすくなります。危ない・・・


この巻き込み事故を、間近で体験してみたい生徒を募集したところ、こんなに手が挙がりました。その中から勇気ある2人に体験してもらいます。


交差点に見立てた場所に待機します。赤信号なので歩道で待ちますが、2人は歩道ギリギリに立っています。



さすがに危険なので、2人の代わりにダミー人形を立てました。ダミーは完全に、トラックに轢きつぶされてしまいました。


今度は実際に立ってみます。こんなにトラックが近くに来ていて、危ない!



そこで2人は安全なところまで下がってもらい、どこまでトラックの後輪が通る可能性があるのか、見てみます。交差点の車道との境目ギリギリは、危ないですね。境目から3歩下がって待つのが安全だと教わりました。間近で体験した2人は、スーパードライバーズから素敵なプレゼントをもらいました。いいなぁ。



今度はこの運転。何が交通違反か、一目瞭然ですよね?生徒はみんなよくわかっていました。傘差し片手運転は、大人でやっている人を見かけますが、この違反の罰金はなんと50000円!濡れるのが嫌なら、傘を差して自転車を押していきましょう。


今度はこちら。赤信号なのに自転車が信号無視して走行していきます。これもダメですよね。


次はこちら。横断歩道の前で、渡ろうとする歩行者がいるのにその前を自転車が通り過ぎていきました。歩行者優先ですよね。渡ろうとする人も、手を上げて渡る意思をはっきりアピールするといいですね。



次はこの事故。青信号で道路を渡ろうとした自転車と、青信号で交差点を左折しようとした自動車の事故です。自転車の運転者は、自動車のドライバーが自分のことが見えているだろうと思って、減速せずに交差点に入ってきました。自動車のドライバーからはピラー(自動車のルーフ部分を支える柱)が邪魔になり、死角ができていて自転車を視認できませんでした。


しっかり自動車のドライバーと目を合わせて、「スマイル・コンタクト」が大事です。そうすると譲り合う気持ちになりますね。安全に横断歩道を渡ります。



ところがそのあと、スマホを操作しながらやってきた歩行者が、同じように自動車に轢かれそうになってしまいました。全校生徒で合い言葉を唱えます。「スマイル・コンタクト!」
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