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2018/04/05

1学期始業式に寄せて(4.5)

Tweet ThisSend to Facebook | by:校長

  校長 三浦 明久
 
 3年生、2年生の皆さん、進級おめでとうございます。

今日は、平成30年度の始業式にあたり、春休みのエピソードを紹介しながら、皆さんへお伝えします。結論から言いますと、誰かが、必ず皆さんのことを見ているということです。

「天知る、地知る、己知る」です。
 4月1日付け千葉日報に、この春休み期間中に沖縄遠征を行った西の原中学校の野球部の記事が掲載されています。ぜひ、一読ください。

その遠征に同行した、西の原中学校の元校長先生からの直接お伺いした話でしたが、太平洋戦争の慰霊碑としても有名な「ひめゆりの塔」を見学した際、見学を終えた野球部の生徒数名がお花を購入し、再び戻って、献花した心優しい姿に感動したとお話しくださいました。

人は、誰もがみんなに認められたいと思って、生きています。年齢を重ねましたが、私もそうです。だから、結果を出したい、満足な気持ちを味わいたいと思って多くのことに取り組みがちです。でも、沖縄で見せてくれた野球部の生徒の姿は、意図的ではなく、自然とその瞬間の気持ちが形に表れただけなのだと思います。そして、そのことが、元校長先生には、感動として映ったのだと思います。その結果の称賛です。

そんな心優しい生徒の皆さんと今年度も生活できることを私は校長として幸せだと感じます。昨年度もお願いしましたが、ぜひ、「自分を好きになる努力」を今年度もお願いします。

そのためには、まずは、「自分を大切にすること」、そして、「自分を信じること」です。多くの場面で、自分の良さを見つけ、自分をほめてあげてください。

それができれば、「他人も大切にできる」はずです。

誰かが、必ず皆さんを見ています。「天知る、地知る、己知る」です。

今年度も先生方は西の原中学校の全生徒をしっかり応援してくれるはずです。

一年間よろしくお願いいたします。

 



 


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