学校長より

学校長より >> 記事詳細

2018/03/23

3学期修了式に寄せて(3.23)

Tweet ThisSend to Facebook | by:校長
 

校長 三浦 明久 

 今月、3月13日に卒業生150名を送り出し、いよいよ1年生も2年生もそれぞれの進級に向けて心がまえをはじめているところだと思います。

私が、1学期の始業式の日、皆さんに話をさせてもらったことを覚えているでしょうか。皆さんに伝えたいこととして、自分の意思や考えをしっかり自分の言葉で表現できる人になってください。そのためには、まずは、「自分を大切にすること」、そして、「自分を信じること」です。多くの場面で、自分の良さを見つけ、自分をほめてあげてください。つまり、「自分を好きになる」ということです。そんな話をしてこの平成29年度をスタートしました。この1年間の生活の中で、何度、自分を好きになれる場面に出会うことができたのでしょうか。自分を好きになれる人は、他人のことも同じように好きになれる人です。「大切な自分、大切なあなた」ということです。

逆に、多くの辛い場面に遭遇し、プレッシャーを感じたり、プレッシャーに負けそうな自分に対して腹立たしい思いをしながら、自分のことを嫌いになりかけた人もいたかもしれません。でも、「ピンチこそチャンス」という例えもあります。

「試練は乗り越えられる人にのみ与えられるのだ」ととらえ、そんな自分を誇りに思うことです。そして、大きな課題を克服した時、より一層「自分が好きだ」と思えてくるはずです。

常に目標に向かって取り組み、失敗してもいつか成功する日が来ることを信じて行動することで、より多くの自分を発見することができるのです。そして、自分を大切に思い、自分を信じることができるようになるはずです。この4月からもそんな思いを持って、それぞれの目標実現に力強く向かっていくことを期待して、平成29年度を締めくくりたいと思います。

 


18:27 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0)