2017/04/06 | 1学期始業式に寄せて(4.7) | | by:Center |
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校長 三浦 明久
2年生、3年生の皆さん進級おめでとうございます。今日から皆さんは新しい学年となり、この西の原中学校を支える中心となります。
新3年生は、最上級生としてすべての学校行事の牽引者となり、下級生を指導したり、この西の原中学校の良き伝統を伝える役割を担います。そして、何よりも自分の進路を決めるための大切な1年になります。
新2年生は、入学してくる1年生にこの西の原中学校の生活のことや心構えを直接教えていく役割を担います。また、2学期には、3年生に代わり、生徒会・各種委員会や部活動などを引き継ぎ、リードしていかなければなりません。それぞれが、昨年度よりもより大きな責任を持つことになります。
始業式にあたり、皆さんに伝えたいことは、何事においても、自分の意見や考えを自分の言葉で表現できる人になってほしいということです。そのためには、まずは「自分を大切にすること」、そして、「自分を信じること」です。多くの場面で、自分の良さを見つけ、自分を褒めてあげて欲しいということです。そうすることで、「他人も大切にすること」ができます。自分が努力していく過程で、「自分」という人間が徐々に現れ始めます。なかなか目標が達成できずに「失敗」することもあります。むしろ、その失敗から学ぶことのほうが多いかもしれません。失敗することは恥ずかしいことではなく、失敗を恐れて何もしないことのほうが人として恥ずかしいことだ思ってください。
常に目標に向かって取り組み、失敗してもいつか成功する時が来ることを信じて行動することで、より多くの自分を発見することができるのです。そして、努力し続ける自分を大切に思い、自分をより一層信じることができるようになるはずです。
先生方は、しっかり応援してくれるはずです。