校長　三浦　明久

 新年明けましておめでとうございます。いよいよ２０１９年がスタートしました。
　生徒の皆さんは、今年の目標を決めましたか。おそらく、多くの人がこの冬休み中にしっかりと２０１９年の目標を決めたのではないでしょうか。
　巷ではどんなことにも「平成最後の」というフレーズが踊っています。
   新元号は４月１日に公表され、５月１日から使用されます。もし皆さんが、新元号を考えるとしたら、どんな案が飛び出すのでしょうか。一つの時代が終わりを告げ、新しい時代の幕開けが目の前に迫っています。来年は、東京オリンピック・パラリンピックの年でもあります。日本という国の真価も国際社会の中で問われることになるのだと思います。
　我が国における近代という時代は、「明治」・「大正」・「昭和」・「平成」です。「平成」以前の時代では、日本と諸外国との間で戦争という痛ましい事態がたくさんありました。「平成」のこの30年間では、諸外国との戦争はありませんでした。「平和」を象徴する時代でもあった「平成」だったと思います。「平和」の礎の上に私たちは自己の可能性を伸長させるための営みに没頭できたのだと思います。新元号での時代、主役はまちがいなく今の中学生・高校生です。そんな皆さんの一層の活躍に期待したいと思います。
　3学期の学校生活では、昨年から皆さんにお願いしている
①自分を好きだと思える瞬間をたくさん見つけること、
②小さな感動を積み重ねて大きな感動を得ることの2つに加え、
③自分の考え方、生き方について真正面から「自問自答」するの３つを意識してほしいと思います。
　3学期は大変短く、一日一日が貴重な毎日となります。生徒の皆さん一人一人の成長に寄与するよう全教職員が全力でサポートしていきます。
　1、2年生にとっては、次の学年に進級するための様々な準備が待ち受けています。学習面で1年間の総復習をしながら苦手な教科や分野を克服していきましょう。
　最後に三年生、いよいよ勝負の年です。皆さん一人一人の目標に向かって、悔いのない、中学校生活を過ごしましょう。
　それでは、この3学期、健康に留意して元気に乗り切っていきましょう。