生徒の生徒による生徒のための生徒会自治活動
校 長 篠塚 俊満
令和3年度 西の原中学校 生徒総会の開催、おめでとうございます。これまでの準備で頑張った、生徒会本部・委員会・部活のみなさん、ありがとうございました。今年度も、コロナ禍でいろいろな制約はありますが、学校生活を送ることができ、生徒会活動ができることは大変喜ばしいことです。
生徒総会は、国家にたとえると国会に相当すると言われます。西の原中学校の生徒会組織は、生徒会本部役員を柱に、専門委員会と部活動で構成されています。生徒総会では規約の下、専門委員会・行事・部活動等の昨年度の活動報告、そして、本年度の活動目標・内容・対策、活動を支える予算計画が提案されます。総会日には、全校生徒で今年度の活動について確認し承認を得をとることに大きな意義があります。決まったことをもとに、よりよい西の原中学校となるよう、生徒全員で頑張っていきます。
入学式の生徒代表歓迎の言葉では、制服や校則がない西の原中学校の伝統と素晴らしさを守り発展させるため、常識と良識を持った若者になることが大切であることを述べていました。西の原中学校という組織が、会員である生徒一人ひとりが充実し、組織としても成長していくためには、生徒の生徒による生徒のための生徒会自治活動を展開していく必要があります。生徒会の議案書の読み合わせをすると、「~して欲しい」という意見を聞くことがあります。「~して欲しい」よりも、「目標を達成するために、私は(みんなで)~をしたい」という積極的な意見が出てくると、楽しく充実した更に素晴らしい西の原中学校になると思います。
最後に、中学生として自校の自治活動が順調に進めば、外にも目を向け地域のために何か活動(ボランティア)ができるようになるといいなと思います。では、令和3年度、皆で手を取り合い最高の西の原中学校をつくっていきましょう。