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2017/12/25

2学期を終えて(12.22)

Tweet ThisSend to Facebook | by:校長
  校長  三浦明久


今年もいよいよあと9日間となりました。

そして、2学期77日間が無事終了しました。

私は、11月から12月にかけて、3年生の皆さん一人ひとりと面接をさせていただきました。私にとっても貴重な機会でした。3年生の皆さん、ありがとうございました。 

 高校入試のための面接ですので、「その高校を選んだ理由、志望理由」については全員に質問しました。そしてその他にも「どうして勉強するのか」「どんな大人になりたいか」「好きな言葉」はそんな質問をさせてもらいました。 

誰一人同じ答えはなかったと記憶しています。大切なことは、どんな質問に対しても模範解答ではなく、自分が納得できる「納得解」を見つけることだと思います。人それぞれの生き方もみんな違いますし、人それぞれの考え方も違いますし、人間関係のつくりかたも違います。「みんな違ってよい」のだと思います。 ただ、その違いが、みんなの幸せな生活を脅かすことがないという条件がつくことはしっかりと肝に銘じておかなければなりません。 

この2学期は、皆さんにいろいろなことを考えてほしくて、2つの大きな講演会を開催しました。11月に開催した児童文学作家今西乃子さんの「命」について、12月に開催したダイビーノン代表の飯田亮瑠さんには「自分らしさって何だろう」というテーマで多様性についてお話していただきました。皆さんも多くのことに気づく時間になったと思います。この二つの講演会だけでなく、毎日の学校生活の中からも常に皆さんには何かを感じ、そしていろいろなことを考えてほしいと願っています。

授業・生徒会活動・部活動・学校内外での体験活動などで1年生から3年生までの皆さんも多くのことを考え、より効果的な刺激を受けて、77日分成長できたと信じています。

 明日からの冬休み、新しい年のそれぞれが掲げる目標の実現に向けて意味ある時間を過ごしてください。そして、希望を胸にすがすがしい気持ちで平成30年のスタートを切ることを期待し、終業式の言葉とします。



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