〈令和4年度 挨拶〉
学校の花壇の花が美しく咲き誇っています。
いよいよ令和4年度の始まりです。
内野小学校に着任して2回目の春を迎えました。
昨年度、素直で元気な子供たちと、学校に協力的で理解を示してくださる保護者や地域の皆様方のおかげで、楽しく素晴らしい1年を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
さて、2年目も子供たちに伝えたいことは1年目とかわりません。
子供たちには始業式にこのような話をしようと思っています。
「皆さん、今日から一つ学年が上がりました。進級、おめでとうございます。
新しい学年が始まり、頑張ろう!という気持ちでいっぱいの皆さんに、令和4年度の始業式にあたって、2つ大切なお話をします。
1つめは、この内野小学校に通っているすべての人が毎日来るのが楽しいなという学校になるように、皆さんに、ぜひ「やさしい子」「かしこい子」「たくましい子」になってほしいということです。これは,内野小学校の先生方全員が願っていることですから、校長先生が代表してお話します。
皆さん、「やさしい子」になりましょう。
「やさしい子」になるために、誰と話すときでも、やさしい言葉をたくさん使いましょう。人はやさしい言葉で話しかけられたら、やさしい言葉で答えるものです。やさしい言葉とやさしい行動で「だれとも仲よくできる」人になりましょう。そして、「いじめを許さない」という気持ちをしっかりと持って、「絶対にいじめをしない」、「いじめを見過ごさない」、「いじめに負けない」態度で過ごしましょう。もし、いじめを受けたり、いじめを見たり聞いたりしたときには、必ず、大人の人に知らせてください。みんなでいじめをなくしましょう。
皆さん、「かしこい子」になりましょう。
「かしこい子」になるために、たくさん本を読みましょう。そして、先生の話をしっかりと聞きましょう。皆さんのことを大切に考えて一生懸命授業をしてくださる先生方のお話をしっかり聞いて、しっかりと宿題をして、かしこい子になりましょう。
皆さん、「たくましい子」になりましょう。
「たくましい子」になるために、早寝早起きをして、朝ご飯をしっかりと食べて,登校しましょう。休み時間には外でたくさん遊びましょう。そして、誰とでも元気にあいさつをしましょう。今年はなわとびをがんばって、技をいっぱい練習して、強くたくましくなってください。
2つめは、新しい目標を立てて、一生懸命に努力しましょうということです。新学期が始まり、皆さんはやる気に満ちあふれていることでしょう。ぜひ、目標を立てて、その目標を達成できるように頑張ってみましょう。校長先生は一生懸命に頑張る人は、とてもかっこよくて美しいと思っています。皆さんが一生懸命に頑張る姿をこの一年間ぜひみせてください。
コロナウイルス感染症収束にはもう少し時間がかかりそうです。しかし、皆さんを守るために一生懸命大人が力を合わせて働いてくださっていますから、もう少しの辛抱です。そうした人たちへの感謝の気持ちを忘れることなく、私たちは自分たちがやるべきことを頑張っていきましょう。
明後日は入学式です。115名の1年生が入学してきます。とても楽しみですね。
先ほど校長先生がお話しした「やさしい子」「かしこい子」「たくましい子」になって、目標に向かって一生懸命に頑張って、1年生がかっこいいなとあこがれる、立派なお兄さん・お姉さんになりましょう。
内野小学校の児童584名と先生方53名で、保護者や地域の方々の助けを受けながら、みんなで一丸となって,これまでの内野小のよいところを大切にしていきましょう。そしてさらに素晴らしい内野小学校にしていきましょう。」

本校では教育目標「学びを生かし、豊かな心とたくましく生きる力を備えた子どもの育成」を受けて、目指す児童像として「やさしい子」「かしこい子」「たくましい子」を掲げています。また、今年度は目指す児童像に「いっしょうけんめいにがんばる子」というスローガンを付け加えました。4月の学校だよりでもお伝えしましたように、変化の激しく予測不可能な未来を生きる子供たちに必要なことは、困難に出会っても粘り強く立ち向かっていく強くたくましい力です。内野の子供たちに、あきらめずに一生懸命に頑張る力を身につけさせたいと思います。これから一年間、教育目標達成に向けて、教職員が心を一つにして教育活動を行って参ります。
昨年度に引き続き、保護者の皆様,地域の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。
令和4年4月1日 印西市立内野小学校校長 東本悦子