内野小学校の子どもたちへ
下の写真(しゃしん)は、今、地球(ちきゅう)に近いところにきている「紫金山(しきんざん)・アトラス彗星(すいせい)」です。
今日(きょう)、2024年10月13日午後(ごご)6時4分に撮影(さつえい)したものです。星(ほし)の科学者(かがくしゃ)ではないふつうの内野小5年担任(たんにん)が撮影しても、これくらいの写真が撮(と)れるほど、明るくなっています。目でもうっすら見えました。もしかしたら、スマホで撮ってももなんとなく写(うつ)るかもしれません。
日がしずんで暗(くら)くなってきたら、西の空の低(ひく)いところに見えています。
目で見える彗星、目で見える流星群(りゅうせいぐん)、日食(にっしょく)、月食(げっしょく)などはごくたまにある宇宙(うちゅう)の現象(げんしょう)です。とてもめずらしいので、お金をたくさん使(つか)って外国まで見に行く人も時々(ときどき)います。それだけ、価値(かち)が高いのです。人類(じんるい)の宝(たから)といえるものかもしれませんね。
この星(ほし)は、だんだん暗(くら)くなっていきます。この1週間(しゅうかん)くらいがチャンスです。みなさん、ぜひ見たり、撮影したりしてみてください。
レアな体験(たいけん)をして、一生(いっしょう)の思い出を作りましょう。
【国立天文台ホームページ】