保護者の皆様は、内野小に令和3年度末に作られた「スマイルギャラリー」をご存じでしょうか。
児童数が年々増え続け、図書室も多少狭く感じるようになっていたところ、内野小には素敵なスペースがあることに気づき、ここを第二図書室として使えないかと思ったのがきっかけです。スペースを綺麗に整理し、読書環境を整えました。児童から愛称を募集したところ、100近くのアイデアが寄せられました。その中から当時の3年生の児童が出してくれた「スマイルギャラリー」を愛称として、第二図書館をスタートさせることになりました。
こちらに置いてある本は、全て保護者からの寄贈の本です。令和3年度、令和4年度と2回に渡って、保護者に学校への本の寄贈を呼びかけたところ、大変多くの保護者にご協力いただきました。(これまでにご協力くださった皆様、お子様が読んでいた大切な本を寄贈していただき、本当にありがとうございました。もちろん今年度も学校への本の寄贈は常時受け付けております!)また、PTAからの補助金で購入した本もここに置いてあります。おかげ様で、令和3年度末から現在までで、700冊以上の本をスマイルギャラリーに揃えることができました。
昨年度、読書のよさを様々な形で児童にアピールし、児童の読書意欲を高めようと取り組んできました。今年度は更に、読書によく親しんだ児童に「読書賞」をおくることにしました。100冊本を読んだ児童は、読書貯金通帳を持って校長室にくると、たくさん本を読んだという証として手作りの賞状が渡されることになっています。
数日前に、100冊読破一番乗りの4年児童が校長室に報告にきてくれました。その日、学級で担任から賞状を手渡され、友だちからも「すごいね」と拍手がおくられました。
そして、今日、2人目の100冊読破した2年児童がきてくれました。こちらにも先ほど担任が賞状を渡しました。
2人ともこれからもたくさん本を読んで、心と頭を豊かにしてくださいね。
子どもたちの豊かな心の育成や学力向上に、読書は欠かせません。子どもたちには、想像力を育み、考える力をつけ、また単純に夢の世界に連れていってくれたり、楽しい時間を与えてくれたりする読書に、もっともっと親しんでもらいたいと思っています。今後も学校では図書館教育を推進していきます。