先生方の研修の一環で、異校種(自分の校種ではない学校。中学校だったら高等学校や小学校)に行って見学や一緒に参加し学んでくるものがあります。
千葉南高等学校から保健体育科、国語科のお二人の先生が来校し、一日だけですが、印旛中学校で研修をしました。
1A音楽、合唱コンクールで歌う「COSMOS」を全体で合わせています。この場合の「コスモス」は印西市の花のコスモスではなく、「宇宙」のほうのコスモスです。盛り上がりもしっかり意識して歌えています。
1B保健体育はソフトボール。キャッチボールをしていますが、普通のキャッチボールではなく、下投げのキャッチボール。ソフトボールのピッチャーを意識して投げます。
1C国語は「連文節、並立・補助の関係」です。連文節は主語や述語、修飾語などを複数の文節のかたまりで考えること。また、補助の関係は、例えば「着てみる」などです。「着て」から「見る」わけではないので、この「みる」は補助語といいます。
1D美術は色について学びます。まずは3原色を知り、その後、グラデーションのような12色相環図を塗っていきます。相環図向かい合う色は「補色」といい、お互いの色を引き立てます。
2A保健体育は武道、剣道です。4人一組になり、3人に「コテ・メン・ドウ」の位置に竹刀を構えてもらい、残る一人がそれぞれ打突していきます。
2B社会は「九州地方の人たちの暮らし」です。特に今日は鹿児島を取り上げていました。桜島の火山灰のために、ロードスィーパーという道路の火山灰を掃除する車があったり、克灰袋という火山灰を回収する袋が配られたりするらしいです。
「コラ!」は怒られるときに言われる言葉ですが、元々は「ちょっと」や「ねえ」という鹿児島の方言だったようです。「チコちゃんに叱られる」でやっていました。
2C家庭科は調理実習。「中華サラダ作り」です。実習でありながら、きちんと包丁を使えるかのテストでもあります。3分で与えられた材料をそれぞれの切り方で切ります。切る様子は班員にGIGAスクール構想のPCで撮影してもらいます。できたサラダは食べます。もちろん、黙食で。
3A国語は古典、「おくのほそ道」に入りました。「古池や蛙飛び込む水の音」で有名な芭蕉の紀行文です。「芭蕉」はバナナの仲間で、芭蕉の家の庭に生えており、そこから名前をとりました。さし絵だとおじいさんに見えますが、「おくのほそ道」の旅は45歳、今だとまだまだ働き盛りの年齢です。
3B音楽は合唱コンクールで歌う、「花をさがす少女」を合わせていました。強弱を意識して、迫力のある合唱でした。全体で合唱したものを録音し、自分たちで聴き、改善する箇所を考えます。
3C数学は「関数Y=X²のグラフの形を考えよう」です。部分的に数値が隠されたXとYの座標が示されます。それを考えてグラフにします。まずは各自で考え、その後、班隊形になって考えを共有します。
大空の数学の授業です。分数のさまざまな計算に取り組みます。