今日は節分です。節分は季節ごとに一年に4回あって、今日は冬から春への季節の変わり目です。明日から暦の上では春、まだまだ寒いと感じますが、明日は旧暦の立春ですので、江戸時代などは1ヶ月くらいあとになります。実際、少しずつ温かくなる時期で、「立春」がふさわしかったようです。立春は旧暦の新年にあたりますので、今日は旧暦の大晦日と考えてもよいようです。
豆を投げるのは、「魔目(鬼の目に向かって豆を投げ、魔を滅する)」からきているのだそうです。豆は数え年の数だけ(だいたい実年齢+1)食べるとよいそうですが、大人になって年を重ねてくると、そんなに大量には食べられなくなりますね。
今日の「食に関する指導」は2年C組で行いました。
1年生の道徳は、千葉県が作った映像教材「手のひらの小さな世界」を使った道徳です。主人公の結衣はスマホをか買ってもらったところ、スマホが手放せなくなり、また、友だちのことを勝手にSNSに挙げたり、SNSの返信がすぐこないことに怒ったりしてしまいます。それが原因でSNSの友だちグループについても教えてもらえませんでした。結衣のお父さんはスマホの利点と欠点を結衣に話します。
2年生は先生方のローテーションで授業を行っています。
2Aの道徳は「たすきとポンポン」。副担任の先生の授業です。深沢由紀は運動会の応援団に立候補しましたが、その代表をやりたいと考えています。代表をやると、次の年は応援団長をやるのが習慣だからです。しかし、同じ応援団の宮沢雅司は「男子は俺だけなので、俺がやる」と言います。もう一人の応援団、女子力が高いとされる工藤美佐は「いっしょにチアリーダーをやろう」と誘ってきます。役割って性別で決まるものでしょうか?
班ごとに意見を交換して考えます。
2Bの道徳は「五万回切られた男・福本清三」です。学年主任の先生の授業です。福本清三さんは時代劇の脇役、「切られ役」の名人で、無数の映画やドラマで活躍していました。もちろん、「切られ役」なので、主役を立てる役です。しかし、その役に生きがいを感じています。2014年には「切られ役」を主人公とした映画に、脇役ではなく、主役として出演しました。福本さんは2年前に亡くなり、「名切られ役」を失いました。
2Cの道徳は「カーテンの向こう」です。副担任の先生の授業です。イスラエルに重症患者が入院している病院があり、病室には窓が一つしかありません。窓の横のベッドにはヤコブがいます。ヤコブが見えている、外の様子を聞くのが患者たちの唯一の楽しみです。ニコルは死ぬ直前、ヤコブにベッドを替わってほしいと頼みますが、ヤコブは無視します。「私」は「窓際のベッドにいきたい、そのためにヤコブが死ねばいい」と考えるようになります。その後、ヤコブは亡くなり、「私」が窓の横のベッドに移りました。「私」が窓から見たものは・・・。
3年生の道徳は「家族の思いと意志表示カード」です。加奈子の姉は交通事故に遭い、脳死になってしまいました。姉は「臓器提供意思表示カード」を持っていました。臓器提供をする場合は家族の承諾が必要です。「娘の臓器が他の人の中で生き続けるなら、そうしてやりたい」という父と、「娘は生きている。これ以上娘の体を傷つけたくない」という母とで意見が分かれます。
大空学級は「がん」について、映像を見ながら学びます。