今日は寒い一日でした。関東の山沿いは雪でしたが、印旛中の周辺は冷たい雨となりました。
確かにまだまだ寒いですが、校門入って右側の紅梅はかなり咲いていますし、校門入ってすぐの梅のつぼみもふくらんでいます。少しずつですが、着実に春は近づいています。
今日は各学年、道徳の授業を行いました。
1年生の道徳は「チョコの行方」です。雅司は友だちの利夫に、雅司と同じ保健委員の美佐が誰にバレンタインのチョコレートを贈るか知らないか尋ねられます。利夫は美佐に「つきあわないか」とメールを送っているのです。雅司は利夫と別れたあと、最近まぶしく見え始めた美佐のことを考えていると、小学校時代からよく知っている由紀が、「そんなに気になるなら、自分で聞けばいい」と場をセッティングしてくれました。放課後の教室で、美佐と会った雅司は、美佐から「つき合うってどういうこと?一緒に考えてほしい」と頼まれてしまいます。
2年生の道徳は担任がクラスを交換して授業を行いました。


2Aの道徳は2Bの担任の先生が展開します。朝日新聞への投稿を題材にした「違反摘発」です。最初の投稿は「義父が危篤の連絡を受け、車で病院に向かったが、速度超過で捕まり、義父が息を引き取る場面に間に合わなかった。法とはだれのためにあるのだろう。法とはいったい、なんなのだろう」というものです。隣にはその投稿を受けての「叔母は病院に急いでいる車にはねられて亡くなった。家族が交通事故で死亡した悲しみと怒りはどれほどのものか。事故を起こしたら理由は関係ありません」というものが載っています。「違反摘発」について、皆で考えます。


2Bの道徳は2Cの担任の先生の授業です。「~の恐ろしさ」です。「~」の部分は皆で考えます。主人公のクラスには貧しい生徒がいて、朝、その生徒は納豆売りをして家計を助けています。主人公はその生徒を助けるために、納豆売りを手伝うことを思いつきます。主人公は、貧しい生徒と一緒に納豆売りをするときに、持っている一番上等な服を着れば、買ってくれる人は、貧しい生徒と主人公を見比べて状況を判断し、「感心なことだ」と思い、納豆がたくさん売れるだろうと考えます。しかし、主人公の母は上等な服を着た息子を見て、涙ながらに「おまえは、きたない!」と言うのでした。


2Cの授業は2Aの担任の先生が行います。「地下鉄で」です。札幌で、両手に大きな荷物を提げたおばあさんが乗車口で地下鉄を待っています。その後ろには2人組の中学生くらいの女の子が並んでいます。うち一人の女の子は、地下鉄が到着すると、おばあさんを押しのけて空いている席に座ります。「僕」は「なんて行儀の悪い女の子だろう」と舌打ちしますが、女の子が席を取ったのには理由がありました。
3年生の道徳は予餞会で歌う予定の歌の歌詞を基に道徳の授業が行われました。さて、卒業まで20日を切りました。残り少ない印旛中生としての日々をどんな思いで、そしてどんな行動で過ごせばよいのでしょう。
大空学級の道徳は、さまざまな場面での「さて、どうしよう?」を考えていきます。