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2018/10/18

銀杏祭に寄せて(10.18)

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校長 三浦 明久

東京上野周辺の美術館では、この10月、フェルメール展、ルーベンス展、ムンク展などが開催されています。巨匠たちの作品に出会えるチャンスでもあります。

秋は、絵画、彫刻、工芸などの芸術作品の展覧会が多く開催されることから「芸術の秋」と言われます。また、紅葉で植物が色鮮やかになり、豊かな農作物の収穫から「実りの秋」とも呼ばれます。

「秋」という季節には、物事における集大成的な意味合いがあるのだと思います。生徒の皆さんにとっての「銀杏祭」も同じ意味があるのではないでしょうか。個人としての文化への取組もそうですが、特に、銀杏祭の中で行われる合唱コンクールは、クラスがこれまで積み上げてきた形を表現する場になります。

3年生は卒業式当日のクラスの姿が最終形なのだと思いますが、下級生に対して今後の目標となる姿を示す場でもあります。2年生はこの銀杏祭後から生徒会活動の牽引者となります。良き伝統を引き継ぎ、さらに高次の段階まで押し上げていくのだという決意の姿を示してください。1年生には上級生の姿を手本とし、理想の西の原中学校生となるイメージをしっかりつかむ場になることを期待します。

そして、皆さんの日々成長している姿を、保護者の方々・地域の方々にもしっかりアピールしてほしいと思います。
  明日を今から 楽しみにしています。

 

 


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