2018/07/02 | 1学期最終月 | | by:校長 |
---|
校長 三浦 明久
ロシアで行われているサッカーワールドカップで、日本は二大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めました。この結果、サッカーにおける日本の実力は世界でベスト16以上だということです。この事実を高く評価する見方とポーランド戦後半での日本の戦法について批判する目もあります。自分が監督なら、自分が選手ならということで意見が異なるところでもあると思います。この事象一つとってもいろいろな意見を持ち、議論できることに価値があると思います。学校生活の中でも生徒たちが多くのことに自分の考えをしっかり持ちどんどん議論できる環境をつくりたいと考えます。
七月と言えば二年と数ヶ月間、部活動に取り組んできた生徒達にとっては、その集大成である夏の総合体育大会を間もなくむかえることになります。これまで、保護者の方々、地域の方々からは、物心両面で西の原中学校の部活動に対してご支援をいただきました。心より御礼申し上げます。ご家庭でも部活動を頑張る中でいろいろなドラマがあり、部活動を通じて大きな成長を遂げた部分も多々あったと思います。
三年生にとっては、最後の大会になります。真剣勝負ですから、勝ちも負けもあります。体育系、芸術系に関わらず、自分が純粋に取り組んできた日々を振り返り、悔いのないパフォーマンスができるよう最終調整に細心の注意を払ってほしいものです。
試合では技量・技術はそう変わらないのに、勝者と敗者を分けるものがあります。その曖昧さを勝負は時の運と表現したりするのかもしれません。運も味方にし、最後の夏に「輝く瞬間をつかみ取ってほしい」と願っています。そして、大会後には、勝ち負けを超越した姿をどの生徒も見せてくれることを期待しています。部活動をこれまで頑張ってきた生徒の輝く姿を最後まで精一杯応援します。
(平成30年度 学校だより第4号より 抜粋)