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2023/12/07

新入生保護者説明会

Tweet ThisSend to Facebook | by:西の原中
 本日はお忙しいところ、ご来校いただき誠にありがとうございます。
  先月28日、学区校長会で、西の原小と原小の校長先生から6年生の様子をうかがいました。頑張ろうという意欲を持って中学校に入学し、活躍してくれるだろうと期待しています。本校は基本的に西の原小・原小の卒業生に、牧の原小の卒業生が加わって入学してきますが、それ以外にも新入生が入学する予定です。現在のところ新入生は男子110名、女子116名の合計226名、7クラス編成を予定しています。卒業する中学3年生が210名ですので、全校生徒がまた少し増えることになります。
 本校は教育目標に「社会に対応し、心豊かにたくましく生きる若者の育成」を掲げ、教育活動を展開しています。インフルエンザ等の感染症が流行を繰り返している中ですが、体育祭はご家族の参観に制限を設けず、通常通り実施しました。合唱祭は、会場の広さの関係で保護者の方の参観はなしとしましたが、体育館ステージ上ではマスクを外して歌うことができました。3年生の修学旅行も京都・奈良方面で実施し、2年生の自然教室も1泊の宿泊を体験することができました。授業参観や、生徒からボランティアを募った地域ゴミ拾いの奉仕活動も行いました。ぜひ本校ホームページをご覧ください。
 学習面では、公立高校の入試制度が変わって4年目を迎え、教育活動の基準となる学習指導要領も新しくなって3年目となります。自ら学ぼうとする態度を養い、基礎的な知識や技能を身に付け、その知識をもとにしっかり考えて判断し、それをアウトプットできる生徒に育てていきたいと思います。
 ただ、そのためには保護者のみなさまとの連携が不可欠です。しつけや生活習慣は家庭の責任とか、勉強のことは学校に任せたといった考えでは、子どもの健やかな成長は望めないでしょう。私たち教職員は、保護者のみなさまを、教育サービスを提供するお客様ではなく、子どもをともに育てる同志だと考えています。教職員と親御さんの垣根を低くして、ぜひ一緒に、これからの日本を背負って立つ子どもたちを育てていければと思います。何とぞよろしくお願いいたします。
 さて、みなさまにお願いしたいことは、親子の会話を大切にしてほしい、ということです。中学生になると思春期を迎え、人間関係などで悩みも出てくるかも知れません。今時の中学生の中には、親が毎日仕事をがんばっていることをよくわかっていて「親に心配をかけたくない」とストレスを一人で抱え込んでしまうような子もいます。でも、子どもが悩みを打ち明けてくれないことが、親にとっては一番心配ですよね。親子の会話を大事にし、お子さまの話をよく聞いてやってください。また、気になることがありましたら学校まで電話でご一報ください。
 ともに子どもを教え導く同志として、喜びも悩みも共有し、子どもたちにとって充実した中学校3年間にしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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