校長 三浦 明久
先週、ダブル成人式と称した会に招待されました。千葉県の教員として最初に担任をした生徒たちが40歳を迎え、その当時の学年の先生方を招待して催された会です。3年前には、岩手県の教員時代に学級担任をした生徒たちが厄年の会を開くということで、岩手県に招待されました。この職業が他の職業とは明らかに違うと感じるのはこんな時なのかもしれません。
40歳の彼らにとっては、中学校卒業後すでに25年もの歳月が流れていることになります。教え子である彼らからたくさんの話を聴かせてもらいました。
一人一人にいろいろな人生ドラマがありました。それぞれが自分の人生を責任を持って生きているのだとの感動もたくさんもらった時間でした。中学校時代のエピソードにも話が及び、本当にたくさんのことを昨日のことのように思い出すことになりました。「先生はあの時、どんなことを考えていたのですか」そんな質問をされながら、どんな思いで彼らに接していたかを改めて語らせてもらう時間もいただきました。25年前は、担任と生徒という関係ではありましたが、それぞれが、人間的成長の変化をしながら再会を果たしました。お互い、人としてこれからも向かい合っていくことになるのだと思います。次回は、彼らが50歳の時に参集しようという話でまとまりました。
年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず
劉希夷 作
三月は、予餞会、卒業式と二大行事があります。
公立後期入試に臨んでいる三年生にとってはまだまだ気の抜けない日々が続きます。
生徒の皆さん、皆さんは決して独りぼっちじゃないです。どんな大きな目標であっても課題であってもその達成と克服へ向けてこれからも保護者の方々、地域の方々の支援を受けながら「チーム西の原」で皆さんの目標の実現に向けて最後まで応援して取り組んでいきます。