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2024/06/20

1年・人権教室

Tweet ThisSend to Facebook | by:西の原中
本日6月20日(木)1校時、印西市人権擁護委員のお二方をお招きし、1年生を対象に人権教室を開催しました。


人権教育担当職員の司会で、人権教室が始まりました。


校長より


講師を務める印西市人権擁護委員のお二方です。


まずはじめに人権擁護委員の活動の紹介があり、続いて本日のテーマ「あなたがあなたらしく生きるために 性的マイノリティと人権」に沿って、DVD「トランスジェンダーの中学生 陽菜の場合」を視聴します。



性別違和感に悩む中学生が、心ない言葉に傷つき、悩みを友だちにも打ち明けられず、一人で苦しんでいるという内容でした。誰もが真剣に視聴していました。


また、性的マイノリティの方が自死を考えたことがある割合がとても高いといったデータとその解説なども視聴しました。


講師の先生の導きで、隣同士2人組になって動画の感想を話し合います。



さらに4人組になって、今度は「もしも自分が友だちから性的マイノリティであることを打ち明けられたらどうするか」を考えます。いろいろな対応が出ました。


講師の先生からは、①まず、「打ち明けてくれてありがとう」と伝えてほしいということ、②「何か力になれることはないか?」と投げかけてほしいこと、③「今まで誰に打ち明けて、誰になら話してよいか、誰には伝えていけないか?」を聞いてほしいことの3点が大切だと話がありました。

また、④周囲へのカミングアウト(告白)を強要したり、勧めないこと、⑤本人の許可がないのにアウティング(暴露)することは最もしてはならないことだとも教わりました。

最後に、市の人権擁護委員9名が相談に乗ってくださると話があり、プリントで市人権よろず相談(33-4071)の電話番号も紹介してくださいました。


1年生代表生徒がお礼の言葉を述べ、全員で感謝の意を込めて拍手を贈りました。


印西市から、1年生全員に人権啓発の資料やクリアファイルをプレゼントしていただきました。

講師のみなさま、本日はどうもありがとうございました。
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