内野小学校に着任して1週間経ちました。
日ごとに内野小学校の良さや素晴らしさを感じ,この小学校で毎日過ごせる自分を何と幸運なのだろうと思わずにはいられません。
今日,フォレストの学級をのぞかせてもらったときのことです。
ある児童が「校長先生,見て!モンシロチョウの卵だよ!」と,キャベツの葉の裏についていた卵を見せてくれました。よくこんなに小さな卵を見つけたものだと感心していると,違う児童が「校長先生,はいどうぞ。」とたんぽぽの綿毛を渡してくれました。「ありがとう。とっても嬉しいわ。丸くて本当にきれいですね。」とお礼を言うのを聞いていたまた違う児童が,もう一つたんぽぽの綿毛を渡してくれながら,そっと綿毛を両手で囲む仕草をしました。丸くなっている綿毛がこわれないように気をつかってくれたのです。
モンシロチョウの卵を見せてくれた子も,たんぽぽの綿毛をくれた子も,綿毛が飛ばないように大切にしてくれた子も,みんななんと心が豊かで優しいのでしょう。
たんぽぽを大切に校長室に持って帰りながら,内野小の児童が毎日楽しく学校に通えるように,教職員が一丸となって心を込めて教育にあたっていかなければならないという気持ちを新たにいたしました。
明日は入学式。130名の児童が入学し,いよいよ542名の大切な子供たちが内野小で過ごすことになります。
明日がとても楽しみです。
1年生の皆さん,先生たちも上級生のお兄さんお姉さんたちもみんな,皆さんが入学してくるのを楽しみに待っていますよ!