7月20日(水)3・4校時体育館にて、友愛会と印西市遺族会の方々を講師にお招きし、全校生徒で印西市が進めている平和祈念事業の講演を聴きました。

友愛会の中村様をはじめとした講師のみなさまと印西市総務課のみなさまです。


1945年8月6日2歳の時に、広島に投下された原子爆弾により被爆したことを中心にお話ししてくださいました。後方でスライドが見にくい生徒のために、レジュメも用意し、全校生徒に配付してくださいました。


「あなたならどうする？」という問いかけをはさみながら、戦争についてや戦争を起こさない世の中についてお話がありました。平和を維持するための思いバトンが、私たちコバ中の一同に渡されました。



友愛会の小谷様が、「あっちゃんのおはなし」として腹話術を用いて、6歳の時に広島で被爆したときの様子を伝えてくださいました。生徒たちはしわぶき一つせず、胸が痛くなるような、辛く、悲しい話に聞き入っていました。


最後に印西市遺族会の鳩貝様と小川様から講演がありました。


小林駅に停車中の貨物列車が空爆を受けた話をうかがいました。こんなに身近な地元にも、戦争の爪痕がありました。


北総線印西牧の原駅周辺に、陸軍航空基地が作られたそうです。中学生も勤労動員で飛行場作りにかり出されたそうです。また、空爆を受けて7名の兵隊さんが亡くなったというお話もうかがいました。「戦争は最大の人権侵害です」という言葉で講演が締めくくられました。戦争を二度と起こしてはならない、改めてそんな気持ちになりました。


生徒代表がお礼のことばを述べ、全校生徒が感謝の拍手を贈りました。暑い中にもかかわらず、コバ中生徒たちのために講演いただき、誠にありがとうございました。友愛会、印西市遺族会のみなさま並びに印西市総務課のみなさま、貴重な講演をどうもありがとうございました。命と平和のありがたさ、尊さについて改めて考える、そんな時間になりました。