1月11日(水)6校時、印西警察署の方に協力を仰いで不審者対応の避難訓練を実施しました。
校内に不審な人物が入ってきました。気づいた職員が「保護者の方ですか?何かご用ですか?」と声をかけます。しかしまともに答えません。すぐに大声で他の職員に知らせ、助けを求めます。
職員室前で侵入をとめ、相談室付近で多くの職員で取り囲みました。刃物を持っているので簡単に近づかないようにします。刃物は1本とは限りませんから、たとえ不審者がナイフを捨てても安心できません。110番通報をする訓練もしました。
校内放送で、不審者が侵入したことを符牒で伝えます。すぐに教室の入り口に机やイスでバリケードを築きます。これも初の訓練で、うまく机などをのせないと崩れます。しっかり練習しました。
訓練を終えて、全校生徒を体育館に集め、印西警察の方から講評がありました。生徒はみんな先生たちの指示に従って行動しており、とてもよいとほめてくださいました。避難の時は「お」さない・「か」けない・「し」ゃべらない・「も」どらないことを確認しました。また、自分の身を自分で守るために、知らない人について「いか」ない。知らない人の車に「の」らない、「お」おごえをあげる、「す」ぐに逃げる、まわりの人に「し」らせるという約束事も復習しました。「おかしも」「いかのおすし」は大事な合い言葉ですね。
最後に生徒代表がお礼のことばを述べ、お世話になった警察官の方々に全校生徒から拍手を贈りました。
その後教職員を対象に、さすまたの使い方についてレクチャーをしていただきました。基本的に二股に分かれている先端は縦にして使う、相手の額のあたりをねらう、距離を取る、一度突いたらすぐに下がるなどの有効なやり方を教わりました。また、効果がなかったり、逆にこちらが危険になってしまう使い方も知ることができました。
こうした事件などが起こらないことを祈りつつ、万一の事態に備えて訓練しています。