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2022/06/30

救急救命講習

Tweet ThisSend to Facebook | by:小林中
6月30日(木)、生徒を一斉に下校させた放課後に音楽室で、全職員による救急救命研修会を実施しました。講師を務めてくださるのは、印西市本埜消防署のお二方です。

講師の先生が、コロナ禍で変わった点を中心に、救急救命法の模範を示してくださいました。


全員でやり方を見守ります。人口呼吸をしないこと、感染症予防のため倒れている人の口をハンカチ等で覆うこと、室内の場合窓を開けて換気することなどが、以前と変更になっていました。この後、一人ひとり実際にやってみます。


倒れている生徒がいました。肩を叩いて呼びかけて、意識があるかどうかを確認します。


意識がないので、まわりの先生に助けを求めます。まずは119番通報で救急車を呼びます。そして校内(体育館)にあるAEDを取りにいってもらいます。


呼吸があるか、あるいは呼吸していないかを目視で確認します。10秒以内、6秒くらいでOKです。



胸骨圧迫開始。1分間に100回のリズムで、胸骨が5㎝くらい沈むように押します。これは重労働です。肘を伸ばし、足を少し広げて体重をかけて圧迫します。


AEDが到着しました。汗や水で体が濡れていないか、ペースメーカーが入っていないか、湿布などをつけていないかを確認し、電源を入れてパッドを貼っていきます。


コネクターをつないで、心電図を解析し、必要があれば電気ショックを実施します。倒れている生徒のまわりから人を遠ざけることが大事です。


電気ショックの後も、救急隊が到着するまで、胸骨圧迫を続けます。ハードワークです。


校長も教頭も、実際に練習しました。全員が一通り経験して、救急救命法を確認しました。


本校備え付けのAEDはどういう形なのか、開いて中を確認しました。デモンストレーション用のものとはやはり少し違います。小児用のキーもついていますが、小学生以上は全て大人用のものを使うので、本校ではほぼ使用しないものでしょう。


最後は2チームに分かれて、複数で救急救命法を行います。ローテーションしながら胸骨圧迫を行うので、一人ひとりの負担が少ないと感じました。救急隊が到着するまでは10分くらいかかります。一人ではかなり辛いので、何人もで助け合うことが大事です。


最後に質疑応答があり、研修会を終えました。


本埜消防署のみなさん、お忙しいなかにもかかわらず講師を務めてくださって、どうもありがとうございました。全員で拍手を送り、救急救命講習が終わりました。

水泳の授業も始まりました。この講習会が役立つような事故が起こらないことを祈りつつ、万が一の事故に備えていきます。

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