「割合はわりあい難しい」
などと寒い発言をする人がいますが、わりあいではなくかなり難しいです。5年生の算数の中でも強敵にあたります。
難しい理由は、➀「くらべる量÷もとにする量=割合」と②「くらべる量÷割合=もとにする量」の考え方の違いが感覚的に受け入れられないからです。
➀はわり算の「包含除」、②は割り算の「等分除」になります。
➀は、「6人を2人ずつのグループに分けたら何グループできる?」のようなわり算のことです。
②は、「6人を同じ人数ずつ3つのグループに分けたら1グループ何人になる?」のようなわり算のことです。
これらがどちらかにあたるか判別することとそれを腑に落とすことが難しいのです。
その強敵に向かって、5年3組の子どもたちが挑戦する様子です。