5年3組では、理科の「流れる水のはたらき土地の変化」の学習で、グーグルアースを使いました。
子どもたちから、今までグーグルアースを使う授業をしたことがないと聞きました。そこで、準備運動として、内野小学校や世界遺産、国内の超有名テーマパークなどに「行く」よう指示しました。理科なのに社会科の学習のようでした。
授業が進み、操作する技能が高まってきました。ここから、理科の学習を開始になります。
「銚子大橋と検索しなさい。」
「これが利根川です。」
「橋の上におりて海と反対の方を向きなさい。」
「気づきは最後にちょっと書くだけでよいので、迷子にならずに『利根川』をのぼっていきます。平地らしい風景や山らしい風景はキャプチャ(スクリーンショット)を撮ってね。」
「それでは、どんどん山の方(上流)に遡っていきましょう。」
利根川本流からずれて支流を遡り、迷子になる子どもたちがたくさんいました。周りの子に聞いたり、銚子大橋に戻って遡上しなおしたりしながら、みな群馬県に入っていきました。
「先生、川の流れが速くなっている!」
「岩がいっぱいある!」
キャプチャを撮りながら、さらに遡っていきました。
最後にちょっとだけ、気付いたことを書き、カードを提出して学習は終わりました。
行った気分になる仮想現地学習でした。
続いて、熊本の緑川、兵庫・大阪の猪名川、愛知の豊川、山形の最上川を調べます。