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6年度 学年だより等

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六座念仏


■7 武西の六座念仏の称念仏踊り

 この念仏は、民間念仏として地方農民に伝えられた念仏であり、「武西念仏」として伝承され、武西地区に古くから伝わる六座念仏の「称念仏踊り」として,踊りながら念仏を唱えるものであります。土地の人には「武西念仏」あるいは「称念仏踊り」などと呼ばれています。
 この念仏には、農村の四季の生活が折り込まれ、六座といわれる念仏となったものであります。六座念仏には,6つの念仏行事(1月の鉦お越し念仏,2月の天道念仏,3月・9月の彼岸念仏,6月の虫送り念仏,8月の棚念仏・施餓鬼念仏,9月の荒除け念仏,12月の鉦伏せ念仏)を意味します。このほか,六経文(観音,普門,彼岸,不動,懺悔,初座)をさしていると云われています。
寺(安養寺)の行事であった念仏が庶民に根をおろし伝承されてきた背景には,農耕と仏教との深い結びつきがあります。干害や寒害、害虫、台風等の天災から被害を避け、作物の五穀豊穣を願い、日々の家族・集落の安泰、又、先祖を偲ぶことなどから考えられています。この念仏の一貫しているものに六字の名号でありそこに三昧を得て往生を即得するというもので、「即身成仏、即身菩提」という文であり、これは、この身をかえず、そのまま成仏できるという悦びを、「歓喜の踊り」となり、この土地の方言で「しょうねえ」即ち、「称念仏踊り」といわれています。昭和39年,県指定無形民族文化財、に指定されており,毎年,2月15日には,武西青年館で天道念仏が公開されます。
昭和50年12月8日国選択無形民族文化財に選択(文化庁指定重要文化財)
 
   
 
 
 
六座念仏の称念仏踊りについて
1・保存会場所  印西市武西158(約60戸、昭和50年頃)
2・始まり    江戸時代
3・目的と願い  家族や集落の安泰・先祖を偲び、天を仰いで念仏を唱えた。
4・六座念仏
武西では、これを次のように定められた。
  ・鉦お越し念仏  正月16日、1年の安泰・五穀豊穣祈願う
  ・天道念仏・寒念仏 2月15日、大日様を拝む、共同墓地の墓参り
  ・春季彼岸念仏  3月彼岸中日(これは9月に行う)
  ・虫送り念仏   6月25日田植えがすみ稲が害虫の被害を受けない祈願
  ・ お盆の棚念仏・施餓鬼念仏 8月16日 
  ・ 秋季彼岸念仏・荒除け念仏 9月先祖を敬い、台風の被害を避ける。
  ・鉦伏せ念仏   12月16日、1年間の念仏納め