社会科では,日本国憲法と三つの原則について学習しました。
その中の「平和主義」について学習を進めていくと,広島市の平和記念公園では,平和を願う平和記念式典が毎年行われていることを学びました。その中では,小学生の代表者が「平和への誓い」というものを読み上げます。これは,広島市内の各学校の6年生が書いた「平和の意見文」をもとに,代表者が集まって考えたものだそうです。
2017年に読み上げられた「平和への誓い」には,このような言葉があります。
『未来の人に,戦争の体験は不要です。しかし,戦争の事実を正しく学ぶことは必要です。一人一人の命の重みを知ること,互いを認め合うこと,まっすぐ,世界の人々に届く言葉で,あきらめず,粘り強く伝えていきます。広島の子どもの私たちが勇気を出し,心と心をつなぐ架け橋を築いていきます。』
学習の後,子どもたちと一緒に平和への願いをこめて,鶴を折りました。これは,教育委員会を通じて,広島または長崎に届けられます。