文科省の進めるGIGAスクール構想とは,義務教育を受ける児童生徒のために,1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する計画です。
西の原小学校では,1月下旬に一人一台のPCや校内ネットワークが整備され,2月から利用していく予定です。 使用開始にあたって,2月の全校朝会で一人一台PCの貸与セレモニーを行い,貸与されたPCやアカウントを,責任をもって使う意識を醸成します。その後,PC操作に慣れる経験を積み,「日常的に使う文房具」として,令和2年度は,調べ学習や発表資料作成などを中心に活用していきます。しかし,急遽オンライン授業を行う状況が発生する場合も想定した準備も進めておきます。 令和3年度からは,「日常的に使う文房具」としての利用に加え,学習アプリや「Google Classroom」などのシステムを利用した運用を本格的に開始します。PCの持ち帰りも可とし,家庭学習にも生かせるように,また学校とのオンラインでの活動もできるようになる予定です。 新型コロナウィルス感染拡大に伴い,社会的にもICT活用の必要性が高まってきています。学校教育も同様にICT教育の推進が求められています。授業の中では,ICTを積極的に取り入れ,新学習指導要領に明記されている「情報活用能力の育成」「ICTを活用した学習活動の充実」「プログラミング的思考の育成」を図り,子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」の実現をめざしていきたいと思います。 現在6年生が,全校貸与に先駆けて,一足先にPCを使った学習に取り組んでいます。子どもたちは,新しいICTを活用した学びに夢中で取り組んでいます。さらに,子どもたちは,PC操作を含めて,理解が早く,順応性の高さに驚きます。