12月4日から12月10日は人権週間です。
いじめや児童虐待などにより子どもが命を落とすといった痛ましい事案が,
日々おこっている中で,子どもたちに,人権について,改めて考えてほしい
そんな願いを込めて,本日人権教育を行いました。
テーマは「ちがい」です。
友達と,ちがうところはある?
どんなところがちがう?
ちがいは,わるいこと?
「ちがい」について,じっくり考えることのできる本『しまのないとら』を
校長先生が読み聞かせしてくださいました。
しまのあるとらは,環境に同化でき,毎日獲物をとることができる。
一方で,しまのないとらは,環境に同化できず,獲物をとることができずに
ばかにされていた。それに,悩んでいた,しまのないとらは,毎日走って足を速く
して,獲物を捕ろうと考える。そんな中で,とらたちが暮らしていたジャングルが
全焼してしまう。ジャングルには,しまのあるとら,しまのないとら,獲物。
しまのないとらは,鍛えた足の速さで一目散に駆け寄り,獲物を獲った。一方
で,しまのあるとらは環境に同化できず,獲物をとることができなかった。
ちがいがあっても,それはまったく関係ない。
ちがいを認めてあげなかったら,友達が悲しむ。
ちがいを認めてあげることが大切。
ちがいがあっても,頑張れば後悔しない。
仲間を大切にして,仲間の心を傷つけないようにする。
友達に悪口は絶対いわない。
子どもたちは,校長先生の素敵な読み聞かせから,様々なことを考えることができました。
今後とも,みんなが安心して楽しく友達と生活できるよう,学年で取り組んでいきます。
校長先生,素敵な読み聞かせありがとうございました。