図書室に新しく『宮下文庫』という形でたくさんの本が寄贈されることになりました。この本は,市内中学校に勤務されていた宮下豊先生が図書購入費に役立ててもらおうと印西市に寄付された寄付金により購入させていただくものです。これから3年間に渡って,1000冊近くの本を購入できる予定です。
←新しい本が続々と届いてきています!
残念ながら宮下先生は,昨年9月にご病気でお亡くなりになりました。宮下先生は,印西市と白井市の中学校の先生として勤務され,生徒たちに熱く語りかけ,いつも生徒のことばかり考える先生であり,多くの生徒たちに慕われていたそうです。この寄贈は,西の原小学校だけではなく,印西市と白井市の全小・中学校に対して行われる予定です。
←記念の盾も届きました。図書室に飾る予定です。
宮下先生は,2年以上にわたる闘病生活の中で,数多くの本を読み,本の力に救われたそうです。また,くじけそうな自分を奇跡のような大きな力で前へ進ませてくれたともお話されています。そこで,気持ちが引き立てられ,勇気づけ続けてくれた本の力を,子どもたちにも伝えたいとの思いから,今回の各学校への本の寄贈を考えられたそうです。子どもたちがたくさんの本と出会い,様々なことを学びながら読書に親しんでくれることを,なにより宮下先生は喜ばれるであろうと思います。先生に深く感謝するとともに,ご冥福を心からお祈りいたします。