7月の全校朝会では,今アメリカのメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手を紹介しました。その活躍は,最近毎日のようにニュースで放送されています。
しかし,ここまで活躍できる選手になるまでに,実は,アメリカに渡ってから3年もかかっています。途中でけがをしたり,手術をしたり,なかなか思い通りの活躍をすることができませんでした。きっとこの3年の間,くじけそうになったときもあったと思いますが,あきらめずに,我慢をして,努力を続けてきたからこそ,今年の活躍があるのだと思います。
また,大谷選手は,ある試合で自分の打った打球を相手ピッチャーに当ててしまったことがありました。大谷選手はすぐにタッチされ,アウトになりますが,大谷選手は自分がアウトになったことを悔しがるのではなく,相手ピッチャーが大丈夫か,すぐに立ち止まってマウンド方向を振り返って,心配そうに、相手ピッチャーを思いやる場面がありました。その他にも,相手のキャッチャーのマスクが落ちていると,土を払って渡してあげたり,相手バッターが使ったバットを拾ってあげたりと,大谷選手の相手を思いやる優しい行動も実は注目されています。
子どもたちには,この大谷選手の話から2つのことを学んでほしいと伝えました。
1つめは,学校生活で「たいへんだな」「めんどくさいな」「やる気が出ないな」と思ったときは,少し我慢をして,努力を続けてみること。
2つめは,相手を思いやる優しい行動ができるかっこいい人になることです。
西の原小のみなさんは,この2つを二刀流として頑張ってみましょう!
大谷選手には,これからもけがのないようにこの活躍を続けてほしいと思います。