本年度,第3回プログラミング授業研究会。第1展開は,さくら学級。使った教材は,さくら学級が得意とするレゴ・マインドストームEV3。学習したのは2人の子です。
今回は,超音波センサーを使う学習を行いました。学習問題は,「EV3をプログラムして,脱出ゲームを楽しもう。(超音波センサーを使って)」。超音波センサーをうまく使いこなすことができるかどうかです。
超音波センサーで行く手を阻むものを見つける。その手前で止まり,向きを変え,さらに進む。一度のプログラムでゴールまでたどりつくようにする。一度たどりついたゴールに入っても,得点にはならない。とても,難易度の高いゲーム学習でした。
EV3のスタート位置や超音波センサーで止める位置を判断する。どの程度向きを変えるかを判断する。こういった判断が何度も何度も行われ,2人の子は頭を使い続けました。失敗したら,入力する数値を変え,再び試す。まさに,試行錯誤の繰り返しです。
最初は,全く脱出できそうもなかった2人。でも,試行錯誤の成果が出始め,次々と成功しました。まさに,プログラミング的思考。特に,条件分岐に関わる思考がよくなされていました。