校長より


滝野中学校校長の加藤知巳でございます。今年で3年目となります。昨年度は、コロナ禍における学校経営に苦慮した面が多々ありながら、保護者の皆様および地域の方々の多大なるご理解ご協力を賜り、感謝いたします。今年度も引き続き、さらに地区の様子を把握するとともに,お子様の健やかな成長の支援に全力で邁進する所存です。今年1年間どうぞよろしくお願いいたします。
さて、このたびは、本校ホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。日頃より、本校の教育活動にご理解ご協力いただき、感謝を申し上げます。

本年度も、日々の生徒の学校生活の様子をこのホームページを通しましてお伝えしていきたいと考えております。 

また、滝野中学校は創立26年目を迎えた新しい学校でございます。

教育目標は、「次代を担う、豊かな心とたくましく生きる力を持った生徒の育成」です。教育目標の具現化を目指し、教職員一同日々の学校教育に全力で取り組んで参る所存でございます。特に、本校では、目指す生徒像としまして

1.自ら進んで、粘り強く学習する生徒    〔知〕

2.気持ちよく挨拶ができる心豊かな生徒   〔徳〕

3.健康でたくましい体力づくりのできる生徒 〔体〕

上記三項目を設定し、知・徳・体を兼ね備えた生徒の育成を目指しております。

生徒一人ひとりを大切に、安心で安全な教育環境作りに努めてまいりますのでどうか、今後ともよろしくお願いいたします。

                

印西市立滝野中学校長  加藤知巳


お知らせ

【令和4年10月18日;合唱コンクール】

「人の心を動かす歌声を」 ~歌声は心の中を映し出す鏡~

1年が経過するのはあっという間で,2022年の合唱コンクールが今始まろうとしています。3月の卒業式のときに,現高校一年生の先輩のみなさんに,「どこかふるさとへの儚さを感じる「群青」」,世界の中心に自分の存在を感じられる「はじまり」,未来への旅立ちに勇気を与えてくれる「言葉にすれば」」と改めて賞賛しました。1,2年生のみなさんは,あの歌声を覚えているでしょうか。3年生としてのプライドを持ち,わずか数分間にありったけの集中力と表現力を発揮して“これぞ滝野中学校の合唱”という強い気持ちを示してくれました。

先生は,学校行事が行われるたびに“伝統の継承”をお願いしています。伝統の中には,当然代々受け継がれてきた滝野中生しか表現できない歌声と,合唱に対して学級の仲間全員で前向きに取り組む姿勢・情熱が含まれています。だからこそ,重要かつ難しさが伴うのが継承という行為なのです。そして,継承していくためには,単に繋いでいけばよいということではありません。繋いでいく人がその年によって変化していくように,伝統も少しずつ変化する,つまり成長していくことが必要です。しかし,この成長は昨年に比べて上回るという意味ではありません。成熟していくということです。滝野中学校の合唱力はかなり高いと感じています。3年前に初めて聞いたとき,そして昨年苦しい環境の中で本番までにしっかりと仕上げてきたとき,音楽に対する感性は並外れた能力があると心の底から思いました。果物にたとえると,歌声に値する実が既に十分大きくなってきています。滝野中学校においては,実の中身が我々の五感を楽しませてくれるように,芳醇でおいしく変化していかなければならない段階であると思います。つまり,人の心を動かす歌声,感動する歌声に変わっていくときにあると考えます。そうすれば,これまでとは違った雰囲気の合唱コンクールとなり,自分たちしかできない伝統の継承となることでしょう。期待しています。

とは言え,言葉で言うことは簡単ですが,人に感動を与えることはとても難しいことです。何も世話をせずにおいしい果物ができないことと同じです。たくさんの好条件を与えてあげなければ,実が大きくなっても中身がダメになることが多々あります。先生は「歌声は心の中を映し出す鏡」と思っています。「合唱なんか,歌いたくないなあ」,「何のために合唱なんかするだ」など,多くの人が背を向けていると無味乾燥な歌声になるでしょう。それだけ,歌声は心の部分が大切となります。先ほど,おいしい果物を作るためには,好条件が必要と言いました。歌声の場合,その条件の一つとして歌う環境があると考えています。そこで,今年は2年前から考えていた文化ホールでの実施を進めました。全校生徒が一堂に会し,すべての歌声を生で聴き何かを感じてほしいとともに,多くの人の前で歌える喜びとすばらしい環境で披露できる感謝の気持ちをもってほしいという一心で,そして感動的な歌声に生まれ変わるようにと願って今日に至りました。多くの人の協力があり,この場があることを忘れずに,これまでの成果を思う存分発揮してほしいと思います。



お知らせ

【令和4年9月1日;始業式】

長いようで短かった42日間の夏休みが終わり,今日から2学期がスタートとなりました。今年の夏は,35度を超える猛暑日が連続し,とても暑い期間となりました。また,感染急拡大がおさまらず,不安を抱えながらの生活を強いられることにもなりました。そのような状況のなか,生徒のみなさんはどのような夏休みを過ごしていたでしょうか。おそらく,3年生は少なからず勉強に励んでいたのではないかと推測します。夏休み前の終業式でも言いましたが,この時期ですので切羽詰まって取り組む必要はないと思います。しかし,気持ちにゆとりを持って1年生や2年生の復習を丁寧に行っておく必要はあると思います。覚えていることと忘れてしまったこと,できることとできないことを知る機会として夏休み中に勉強していた人は今後の受験勉強の計画が立てやすく,効率的に進められるでしょう。まだ始まったばかりです。目標に向かって,先生や友達,そしてお父さん・お母さんの協力を得ながら,悔いが残らないよう一生懸命頑張ってほしいと思います。

1・2年生のみなさんは,部活動や習い事,お家で好きなことなど思うがまま過ごしていたかもしれません。もっとも心配してしまうことは,お家でダラダラと時間に左右されずに今日の日を待っていた人でしょうか。この人は,早く生活のリズムを規則正しく戻さなければなりません。簡単そうに思えて,意外と難しいことです。自らの力で修正していきましょう。また,部活動や習い事に時間を費やしてきた人は,目標となる大会や発表会,コンクール等が目の前に迫ってきているのではないでしょうか。特に,部活動においては9月中旬から新人戦が始まります。新チームとなって自分たちの実力がどのくらいなのか試される機会にもなります。チーム戦の場合は,一人だけが頑張るのではなく,一人ひとりの役目を十分に発揮し,それを一つに結集して目の前にいる敵に挑んでほしいと思います。そして,個人戦の場合は,自分との戦いです。“途中であきらめる“という気持ちに打ち勝たなければ勝利は見えてきません。ワンプレーワンプレーに集中して今やるべきことを着実にこなしてほしいと思います。そうすれば,光が見えてくると思います。

さて,最後に2学期に生徒のみなさんに期待することをお話したいと思います。みなさんが知っているように2学期は全校生徒で実施する学校行事が控えています。それは,体育祭と合唱コンクールです。コロナ禍での実施ということもあり,多少制限をしつつできることをしっかりと進めていくような方式となっています。しかしながら,そのような状況となっても,滝野中のみなさんは前向きに取り組み,すばらしい姿を見せてくれています。その意味では大いに感謝しています。今年も,言うまでもなく3年生を中心に新たな伝統を築きつつ,ぜひ滝野中の伝統の継承を果たしてほしいと思います。つまり,3年生らしい団結力と行動力を示すことです。それをしっかりと示すことができれば,自然と1/2年生に伝わると思います。期待しています。1・2年生は,まずは学校行事での自分の役割を果たすことを忘れないでください。学校行事は,3年生が中心に進めるだけでは,成功しません。1・2年生の影ながらの協力が絶対に必要です。そして,3年生の姿勢を見るのを忘れないでください。これも大きな役割の一つです。これらのバランスが,上手く保たれれば必ず成功するでしょう。これがあるべき姿の学校行事です。楽しみにしています。



お知らせ

【令和4年7月20日;終業式】

本日で69日間の1学期が終了します。みなさんにとっては,どのような学校生活を過ごすことができたでしょうか。校長先生は,当初の目的をほぼやり遂げることができ,達成感および安堵感で心の中が満たされています。その一つに,1年生の校外学習,2年生の自然教室,3年生の修学旅行を予定どおりに実施し,何事もなく終えることができたことがあります。みなさんにとって,学年および学級の仲間と学校外で寝食などを共にし,普段の学校生活で過ごす何倍以上の時間を共有したことでしょう。そのことにより,一生に一度しかない中学校生活のなかで,みなさんが数年後大人になっても,ちょっとしたときに頭の中に思い出される一つになることと思います。そのように心の中に蘇り,「あいつ今何をしているのかなあ」とか「あの先生にあいたいなあ」とか「中学校時代にもどりたいなあ」など様々な感情がこみ上げて来てくれれば,校長先生としてコロナ禍で苦労しながら実施までこぎ着けたすべての努力が報われることになります。学校行事は,2学期以降も控えています。生徒のみなさんの心の中に空白を作らないよう,たとえ感染急拡大になっても一生懸命考えて工夫しながら,できることを見出し,思い出に残る一コマを刻めるよう頑張っていきたいと思います。

このような社会情勢となり,みなさんの前で話す機会が本当に少なくなり,この時間を利用して各学年のみなさんにメッセージを伝えたいと思います。

まず,1年生のみなさんにです。滝野中学校に入学して約四ヶ月が過ぎました。そうなると,「中学生としての自覚が芽生えてきたでしょうか。」と誰かに聞かれるときがあるかもしれません。確かに,自覚は大切です。いつまでも小学生気分では困りますし,大人への第一歩となる心の成長が欠かせません。しかし,この中学生になったことにより,何よりも大切にしてほしいことは「感謝」です。ここまで成長できたのは,みなさんの周りにいてくれる大人の人たちの支えがあったからです。その支えの中には,誰よりも立派な人間に成長してほしいなどたくさんの思いや願いがつまっていることを忘れてはいけません。お家の人がみなさんに口うるさく言ってくる時があるかもしれません。そのときは,みなさんが義務を果たしていないときです。怒りをぶつけるのではなく,自分自身の姿をしっかりと見返して「なぜ,言われてしまうのか」その答えを探してほしいと思います。

次に,2年生です。昨年からみなさんを見守ってきていることから,どこに出しても恥ずかしくないくらい成長していると思います。大変立派です。校長先生は,まだ満足していません。みなさんには,計り知れないパワー(エネルギー)を持っています。これを学校行事や部活動,そして日頃の授業に注ぎ込んでほしいと思います。「1秒たりとも手を抜かず,全力投球の気持ち」で臨んでいけば,外見だけでない心の成長が見られるようになってくるのではないでしょうか。来年128名の新入生が滝野中学校に来る予定です。あの先輩のようになりたい」と思われるように,頑張ってください。「先生が見てないから,手を抜こう!」「怒られるのは嫌だから,うそをつこう!」のように影のある人間にならないでください。

最後に,3年生です。3年生には2つの話をします。まず,1つ目は進路についてです。多くの人が「この夏休みは勉強を頑張る!」と思っているはずです。これはこれで,けっして悪いことではありません。大変立派なことです。その一方で,受験とは己に勝つことだと校長先生は思っています。受験勉強は予想以上に長丁場です。言い換えれば,過酷で辛い時間がずっと続くことになります。このような環境下で,いきなりアクセルを最大限踏みこみ,それを続けることは,エンジンが持たないように,我々人間も絶対に壊れてしまいます。勉強の勢いは,最初からフルパワーではなく,少しずつ上げていくようにしてください。息抜きの方法つまり心のゆとりを見つけ,それを続けることも必勝法だと思います。校長先生の息抜き方法は,チョコレートを食べながら紅茶を飲み,旅行雑誌を見ることです。とても心にゆとりが出て,嫌な仕事に対しても前向きになります。

2つ目は,2学期に向けての学校行事です。校長先生は,昨年の3年生に対して何かある度に言ってきたことなので,勘が良い人は「あれかなあ」と気づいたかもしれません。「伝統の継承」です。3年生として,最上級生としての大きな役目の一つです。コロナ禍となり過去の伝統が100%受け継げなくなってはいますが,3年生としてあるべき姿を見せる・残すということはぜひお願いしたいと思います。昨年の3年生を見て少なからず「すごい。かっこいい。」と感じたのではないかと思います。今年はみなさんの番です。期待しています。

最後に,42日間の夏休みを安全安心に生活を送り,有意義な時間を過ごして欲しいと思います。2学期始業式に元気な姿を見せてくれることを願っております。



お知らせ

【令和4年4月7日;始業式】
本日から令和4年度の滝野中学校がスタートします。今,みなさんは何を考えているでしょうか。朝家を出るとき何も考えず普段と変わりなく登校してきた人はいささか心配であります。今日のように新年度を迎えるにあたり,気を引き締める意味で意識を変えたり目標を立てたりして,新たにスタートさせるものです。今からでも遅くはありません。365日後の自分の姿を思い描き,そのためにはどのようにすればよいか考えてみてほしいと思います。自ずと,答えが出てくるのではないでしょうか。それを今年1年間の目標にすればよいと思います。

さて,3月は別れのとき,4月は出会いのときとよく言われます。ここで,校長先生の経験を踏まえて,「出会いの大切さ」についてお話したいと思います。現在の自分があるのは,小学校3年生のときの担任の先生のおかげであると強く感じています。なぜならば,教師になるきっかけをくれた人だからです。その先生は,自分に3つのことを教えてくれました。1つ目は,遊びを教えてくれました。当然,みなさんが日常生活の中で遊んでいるゲームとかではありません。自然の中にあるものを材料として使った遊びをたくさん伝えてくれました。手品師のように何も変哲のない葉っぱや竹,石ころなどを,おもしろい遊び道具に次々と変えていき,とても楽しかったことを今でも鮮明に記憶しています。2つ目は,サッカーを教えてくれました。その当時は小学校でも部活動があり,その中にサッカー部がありました。その先生は顧問を務め,毎日熱心に指導していました。自分は迷うことなく入部し,技術面だけでなく精神面についても厳しく指導をしていただきました。その後,高校まで続けることになり,県大会優勝や全国大会出場などを果たし貴重な経験を味わうことができ,人生の礎を築くことができたと信じています。3つ目は,優しい接し方を教えてくれました。部活動が終わると,片道50分の道のりを歩いて一人で帰っていました。その先生は,自転車で同じ道のりを通勤していて,時折同じ時間帯に帰るときがありました。そのときは,必ず自転車の荷台に載せて家の前まで送ってくれました。その間二人には会話がなく,自分は先生の背中をただ見つめていただけでした。後からわかったことですが,先生は部活動中私を厳しく叱ったときはいつも一緒に帰ってくれたそうです。この話を聞いたとき,うれし涙がこぼれました。そこまで心配してくれていたとは夢にも思わなかったことでした。言葉で慰めることは誰でもできることですが,その先生のように行動で影ながら支援することはなかなかできることではないと思います。なぜならば,時間と労力を要することであるからです。

自分は,この先生と出会わなければ,記憶に残るほどの遊びを知らず大人になっていたかもしれません。また,サッカーボールを蹴ることなくひねくれ坊主のように石ころを蹴り飛ばす程度の人間であったかもしれません。そして,人から大切にされず愛情に飢え,正しい道から逸れて胸を張って歩んでいけない人生を送っていたかもしれません。このようにならないで済んだのは,すべてこの先生との出会いがあったからこそだと思います。みなさんの中には,すでに尊敬できる人やあこがれを感じる人がいるかもしれません。それも出会いがあるからこそ生まれることです。今日から新しい先生が異動されてきました。明日からは後輩が入学してきます。今後,たくさんの出会いがあるでしょう。ぜひ,出会いをおろそかにせず,人生の宝物として大事にしてほしいと思います。

この先生は,昨年の12月にお亡くなりになりました。小学校以来,一度もお会いすることがなかったため,自分が校長をやっていることを知らないと思います。もしかすると,天国であのときと同じように優しい眼差しで見守っていてくれているかもしれません。



お知らせ(1月7日)

<令和3年度 3学期始業式>

約2週間の冬休みがあっという間に終わり,本日より学年最後の学期がスタートします。まだまだ多くの人が冬休み気分が抜けず,学校生活に前向きに取り組めていない状況ではないかと思います。しかし,3年生だけは気を抜かず志望校合格を目指して毎日家庭学習に励んでいたのではないでしょうか。けっして慌てる必要はありませんが,ここでのラストスパートを利かせることが大きな自信となり自分自身への励みにつながっていきます。受験は自分との戦いです。もっと言うのであれば妥協との戦いです。自分に負けてしまう人・自分に甘くなってしまう人の場合,自分に都合のよく根拠のない理由を恥ずかしくもなく人前で堂々と言う傾向があります。例えば,「俺は本番に強いから今できなくても大丈夫。神様は俺を見放さない」など,開いた口が塞がらないほどの大口をたたく人がいます。これこそ,受験をする前に敗北宣言をしているのと同じです。自分で人一番努力をしていても,結果が伴わないときがあるのが受験です。なぜならば,自分以上に努力をしている人が大勢いるからです。努力の競争が受験なのです。毎日毎日,一歩一歩努力を積み重ねた者しか合格はつかめないのです。「魔法が使えたら」「頭がよくなる薬があったら」などの空想の世界はやめてしっかりと現実を見つめ,必死に目の前にある学習に取り組んでほしいと思います。応援しています。

 1・2年生は,進級に向けて準備の学期です。そして,3月に卒業を迎える3年生に対して感謝の気持ちを込めた予餞会という大仕事が待っています。受験が終わって卒業まであと1週間しかない短い時間ですが,3年生にとってはとても貴重な時間です。仲間と過ごした3年間が走馬灯のように頭の中によみがえり,共に過ごした学級や部活動の仲間,先生との別れを惜しむ毎日となることでしょう。そのような時間の中に,予餞会が企画されています。3年生の受験と同様に,妥協を許さずに,こだわりを持って,装飾品を完成させるとともに本番での演技などに徹してください。一生懸命な姿が感謝の気持ちを表し,感動的な卒業式に導かせると思います。3年生のために1・2年生は頑張ってほしいと思います。期待しています。また,先ほども言いました。進級に向けての準備期間です。特に,2年生は4月から最高学年となります。先輩の背中を見て,後をついて行けばどうにかなっていたのがこれまでです。しかし,4月からは一つ一つの姿をしっかり見られ,引っ張っていかなければならない立場となります。人間,そう簡単に気持ちを入れ替えることはできません。だから,準備期間が必要なのです。約三ヶ月である3学期の時間の中で,少しずつ3年生としての自覚と覚悟を秘めてほしいと思います。そのためには,意識をすることです。次に意識に基づいて行動することです。最初は失敗することが多いかもしれません。時には,恥をかくこともあるかもしれません。ここで気をつけてほしいのは,まわりにいる人はつまずきに対して絶対に笑ってはいけません。フォローをしてあげてください。このような行為が自分自身も一緒に成長できるのです。恐れず前に進み,友達を助けてあげられれば,知らず知らず自覚と覚悟が生まれてくると思います。1年生は先輩になります。後輩ができることになります。誰もが先輩になれますが,それでは悲しすぎると思います。同じ先輩になるのであれば,あの先輩のようになりたいというように憧れを持たれてほしいと思います。勘違いをする人は,格好つけて何もせずに威張り散らすような行動をとったりします。最初のうちは,それで通用しますが,この先輩は口だけで何もしないというようにすぐに見抜かれてしまいます。そうならないために,2年生と同様に慕われる先輩になるために意識して行動してほしいと思います。けっして立派なことをやれということでがありません。先生に見られて無くても一生懸命清掃することや部活動のときに誰よりも早く活動場所に行って準備をしたり,後片付けをしたりと人が嫌がることを当たり前に行っていればよいのです。このような当たり前の行為が人の心を打ち,尊敬のまなざしを与えるのです。2学期までの自分自身の行動を振り返り,当たり前のことが当たり前にできるようになってほしいと思います。

お知らせ(12月23日)

<令和3年度 2学期終業式>

生徒のみなさん,こんにちは。

1年間のなかで,一番長い2学期が本日をもって終了となります。みなさんにとってどのような時間を過ごしたでしょうか。ここで,少し振り返ってみたいと思います。

9月は,新型コロナウイルス感染再拡大となり,通常どおり2学期を開始していいのだろうかと不安に思いながら,スタートしました。その影響を受けてしまったのが,体育祭でした。3年生応援リーダーを中心に夏休みから体育祭に向けていろいろと準備をしていたにもかかわらず,大幅変更となり大変辛い思いをさせてしまいました。しかしながら,文句一つ言わず実行委員が考えた「コロナ禍でできることをやる精神」に従って,勇ましい応援合戦,誰もが楽しく参加できる学年団体競技,そして唯一当初の企画したものから残った紅白対抗リレーのみの半日開催でも,スローガン「滝野オリンピック~心は密に勝利を掴め」どおりの大変立派な体育祭をやり遂げることができました。

10月は,すっかり感染状況が沈静化し予定通りの合唱コンクールを実施することができました。体育祭終了と同時に,急ピッチで課題曲と自由曲を仕上げました。みなさん一人ひとりの振り返りシート300枚を読ませてもらいました。各学級で壮絶なドラマがあったことが読み取れました。また,各個人においても,いろいろな葛藤を抱えて日々練習していたことがわかりました。今年については,生徒のみなさん中心で練習しなければならない環境になってしまったことにただただお詫びをするだけしかありませんでした。しかし,この苦境に弱音を吐かず学級の力を結集し乗り越えることができました。このときばかりは,涙を流さずにはいられないとともに,みなさんの持っている能力とエネルギーに感心させられました。

9月と10月は学校行事一色であっという間に終わりましたが,改めて3年生全員に感謝の言葉を言わせてください。「伝統の継承」ありがとうございました。すべてにおいて,不安を抱えながらの毎日であったと思います。その中で,3年生として有るべき姿を後輩である1・2年生に示してくれました。感謝しかありません。当たり前のことをしただけと思っているかもしれませんが,大きな功績を残してくれました。誇りを持ってほしいと思います。

11月は,学校全体としての行事はありませんでした。1年生は学年行事として最大のイベントである校外学習がありました。学校を飛び出し社会生活の中で学級の仲間と行動を共にする経験は大変貴重であったと思います。その経験を通して得たことを,今の生活に活かすことができているでしょうか。これを機会にその後の自分の生活様子を振り返り,3学期には改善できるように努めてほしいと思います。

生徒のみなさんにとっては,あっという間の77日間だったでしょう。そう思える人はそれだけ充実していた証拠です。77日間,生徒のみなさんすべてを見てきたわけではありませんが,一瞬一瞬に輝いている姿が見られたことに大変うれしく思っています。今の学年で生活するところ,あと50日です。3年生はそれが終わってしまうと中学校生活が終了となります。1日1日を無駄にせず,1分1秒を無駄にせずに,全力で毎日の勉強を,部活動を,係の仕事を,清掃を頑張ってほしいと思います。この頑張りが,みなさんを成長させるとともに,充実した学校生活にさせると思います。3学期までの冬休みは充電期間とし,おいしいものを食べ,睡眠をとってエネルギーを蓄えてほしいと思います。2学期,お疲れ様でした。



お知らせ(11月18日)

<令和3年度校外学習;生徒へのメッセージ>

鎌倉校外学習によせて

1年生のみなさんが,滝野中学校に入学して約110日(夏休みを除く)が経過しました。小学生気分がすっかり抜け,中学生としての自覚を持って毎日の学校生活を送っているのではないでしょうか。今年の1年生からは,滝野小と牧の原小からの入学者数がほぼ同じくらいになり,その当時はクラスの中に半分くらいは知らない友達がいたのではないでしょうか。今日に至るまで,授業や体育祭・合唱コンクールなどの学校行事を通して,新しい友達と一緒に活動を共にしたことにより,少しずつ気持ちを通じ合わせ,学級の絆を築きつつあるのではないかと思っています。

  本来校外学習は,良い思い出の一つとして残すだけでなく,学級の仲間との友情を深め合い,その後の学級生活の中で互いに協力し合って学級の組織力を高めるきっかけとする時間です。けっして「遊び」ではありません。国語や美術などのような普段の授業と全く同じです。絶対に自己中心的な発言や身勝手な行動は許される時間ではありません。しかし,授業中のように先生の目がないところでたくさんの誘惑もあり,冷静な判断に欠けて大きな失敗を引き起こしてしまうかもしれません。このようなことを考えても,校外学習では一つ間違えてしまえば全てが台無しなってしまいますが,みなさんの“常識ある行動”が守られればとても有意義な時間となるはずです。鎌倉で1日を過ごして無事学校に到着し,バスから降りてきたみなさんの顔から笑顔があふれ満足そうな表情が見られることを願っています。

最後に,今回の校外学習の実施にあたっては,みなさんのお父さん・お母さんのご理解とご協力がなければ実現しなかったことです。お願いがあります。心配しながらもみなさんを校外学習に送り出してくれるお家の方への感謝の気持ちを忘れないでください。そして,帰宅後たくさんのお話をしてあげてください。それが何にも変えがたいおみやげになると思います。よろしくお願いします。それでは,今回を境にみなさんが一段と成長することを楽しみにしています。


お知らせ(10月26日)

<令和3年度合唱コンクール;生徒へのメッセージ>

この世の中に一つとして同じ合唱はないはず!                                                   

2学期開始時は,新型コロナウイルス感染再拡大により誰もが予想がつかない社会情勢となっていました。もしかしたら,開催することは難しいのではないかと正直心配しましたが,今年も無事合唱コンクールを開催することができ,安堵しているところです。

2,3年生のみなさんは,昨年の合唱コンクールのことを覚えているでしょうか。当然忘れるはずがないと思いますが,重要なのは“何”を記憶しているかです。校長先生は,3年生の歌声に感動したことを鮮明に心の中に残っています。A組「青い鳥」とB組「君が君に歌う歌」の両方から,他を圧倒するほどの迫力と自分たちにしかできない美しいハーモニーに心を動かされ,しばらく涙が止まりませんでした。しばらくというより,涙が出なくなるまで泣いていたのかもしれません。

合唱の素晴らしさの一つに,美しい歌声で感動を与えられることがあります。しかし,中学校の合唱には本番までたどり着くために様々な背景があるからこそ,10倍にも100倍にも感動が増幅すると考えています。昨年の3年生は,修学旅行や体育祭が中止となりたくさんの悲しい思いを強いられるとともに,中学校最後の年に何一つ思い出をつくることができない状況で合唱コンクールを迎えていました。だからこそ,合唱コンクールへの思いは誰もが計り知れないほどのものがあったはずで,あの合唱が完成したものと信じています。同じ曲であっても,同じ合唱はこの世の中には存在しないということです。課題曲はまさしくその通りで,クラスによって違う曲想の合唱が生まれてきます。合唱は一人ひとりの心の中を映し出すもので,これも魅力の一つなのかもしれません。

今から20年前,3年生の学級担任をしていた時,合唱コンクール課題曲で「ふるさと」を歌いました。クラスの生徒に校長先生のふるさとの風景をビデオに撮って見せました。自分としてはイメージが膨らめば良いと考えていた程度でしたが,意外と反響が大きくビデオを見ながら練習を始めたのです。その理由は,自分たちの「ふるさと」は先生の「ふるさと」をイメージして歌いたい,そして先生に捧げたいというものでした。これだけでも大変うれしく思いましたが,何と本番用ではいつも聴いていたふるさとの曲想ではなく一度も耳にしたことがないふるさとを披露してくれたのです。これには本当に驚き,感激しました。賞はとれませんでしたが,満足そうにしている生徒の顔を見て,またまた涙を流してしまったことを思い出します。

今年のみなさんは,どのような気持ちを込めてステージの上にたつのでしょうか。校長先生は,各クラスの合唱を聴きながら何を考えて歌っているのか探ってみたいと思います。ある意味耳で聴くのではなく心で聴いてみたいと考えています。各クラス,みなさん一人ひとりの頑張りに期待しています。


 


お知らせ(7月9日)

<令和3年度部活動壮行会でのメッセージ>

生徒のみなさん,こんにちは。

3年生にとって,部活動3年間の集大成である夏の総体や県吹奏楽コンクール,美術作品展などが,部活動によっては来週11日(日)よりスタートします。先週から各部の部長のみなさんから,総体に向けてそれぞれ決意を述べていただきました。ぜひとも,その目標通り結果を残せるよう頑張ってほしいと思います。

そこで,先生から,みなさんの勝利に向けて手助けしたいと考え,1つのアドバイスをしたいと思います。まず,1つ目は「目の前にいる敵に勝つという気持ちを持つ前に,自分自身に負けない気持ちを持つことを忘れないでほしい」ということです。どうしても,敵(相手)がいるために,敵との勝負に意識が行きがちになってしまいます。むしろ,それが普通かもしれません。しかしながら,その前に考えなければならないことは,自分自身に負けない気持ち,つまり自分自身に勝つ気持ちを持つことです。それでは,自分自身に勝つ気持ちとはどういうことでしょうか。簡単に言えば,大会当日までにやらなければならないことを怠けずにしっかり行うことや,試合当日自分の役割をきちんと果たすことです。言葉で言うことはとても簡単なことですが,意外と難しいため敵(相手)に負けてしまうことになるのだと思います。一つの例を挙げてみましょう。顧問の先生からよく言われる言葉として,「集中しろ」と叱咤されることがあると思います。これこそ,「集中イコール自分の役割を果たす」なのです。劣勢になり,相手に押し込まれそうになったとき,ふと我に返り「今自分がやるべきことは?」と考えればよいのです。「今はデフェンスをしっかりやらなければならない」と思えば,相手よりも先にボールをさわるや,甘いボールを返さない,など具体的なプレーをしっかりやり遂げればよいのです。当然,そのプラスαとして精神的な強さも必要になってくると思います。相手よりも先にボールをさわるというやり切る気持ちを同時に持つことがなければ,具体的なプレーがわかっても何の意味もなさなくなってしまいます。もう一度言います。勝負に勝つということは,自分自身に勝つということです。自分に勝つということは自分の役割,プレーをすることです。苦しい場面であればあるほど,このことが必要になってくると思います。

 2つ目は「チームプレーに徹する」ことです。チームプレーとは何か。難しい言葉で言うと,自己犠牲といいます。簡単に言うと,自分のことを第一に考えず仲間を助けるということです。先生はサッカー部の顧問をやっていましたので,よく選手たちに言っていたことがありました。ある選手がシュートを決めるためには,一人の力だけではどうにもならないことであり,そこまでたどり着くには体を張ってボールを奪うもの,シュートチャンスをつくるパスを出す人,自分にはパスが回ってくるかどうかわからないけど一生懸命走る込む人,などいろいろな役割を果たしているからこそ,シュートを決められるのだと言いました。なので,シュートを決めた人がヒーローではなく,そこまでにかかわった人すべてがヒーローだといいました。団体スポーツでは,個人プレーでは勝てません。ここで,自分のチームを振り返ってみてください。また,個人競技には関係ないと思った人がいたかもしれません。けっして,そうではありません。コートに一人しか立つことができない場合でも,まわりで応援することはできます。その応援こそがチームプレーなのです。現状,大声を出すことはできませんが,願いを込めながら試合を見守って選手と一体になることはできると思いますし,それが大切な姿勢です。



お知らせ(4月7日)

<令和3年度 1学期始業式>※一部内容を変えてお話しました。

生徒のみなさん,おはようございます。

今日から令和3年度がスタートとなります。登校したときの気分はどうだったでしょうか。「いつもと同じだった」「何も変わらない」という人がいたら,少し寂しい感じがまします。3学期の修了式で,校長先生から生徒のみなさんにあることを伝えたのを覚えているでしょうか。それは,「小さな意識から,大きく成長する」ということをお話しました。まさしく,今日の朝だけは,みなさん一人ひとりに,「今日から2年生なんだ,俺は私は3年生に進級するんだ」という意識を持ってほしかったと思います。確かに,意識をしたところで,すぐに何かが変わるのかというとそんなことは絶対にないでしょう。例えば,「今日から3年生と意識をして,急に受験勉強を始める」とか,“2年生と意識をしたからと言って,後輩から慕われる先輩に変身する”ことは大変難しいと思います。なぜ,こんなところにこだわるのかというと,人間は節目節目でギヤチェンジが必要であると考えています。例えば,自転車に乗るとき,坂道であればのぼるきるために,ペダルを強く漕ぐことになるでしょう。その後,平坦な道に変われば強く漕ぐことをやめ軽くペダルを踏むでしょう。みなさんは道の状況により,自然に意識を変え目的地にたどり着いていると思います。みなさんは今,“人生という険しい道”を歩んでいるところです。その道は山もあれば谷もあり,平らな道もあればデコボコの道もあるでしょう。そのような状況に自分で瞬時に判断し,つまりギヤチェンジをしながら,人生のゴールをめざして突き進んでいかなければなりません。そのギヤチェンジこそが,“小さな意識”だと思います。まだ遅くはありません。2年生,3年生の自覚を持ってください。そこからがスタートです。みなさんは,新しい道を歩みはじめたのは間違いありません。歩み方を変えることが成長につながります。昨日の自分とは今日の自分は違う,2年生の私とは今の私は違うと自信をもって言えるよう見守りたいと思います。

ここで,話を変えたいと思います。みなさんも知ってのとおり,緊急事態宣言が解除されてから,残念ながら感染者の増加傾向が見られてきてしまっています。今年度も,感染状況を見ながら,学校行事や部活動等の活動を進めていかなければならないと思います。昨年度は,ほとんどの行事が中止または縮小を余儀なくされ,生徒のみなさんに悲しい思いをさせてしまいました。今年こそは,同じ思いをさせたくない一心でいっぱいですが,目に見えないウイルスにどう立ち向かえればよいか苦慮しているところです。先日,音楽部のスプリングコンサートがありました。万全な感染対策を講じて,無事開催することができました。そして,多くの保護者と生徒のみなさんに来校していただき,盛大かつ演奏者と観客のみなさんが一体となったすばらしいステージとなりました。このようなシーンを見て,改めて感じたことは,人と人とのふれ合いこそこの状況下に欠かせないものであり,幸せな気持ちになれると強く思いました。感染リスクと背中合わせですが,先生方から知恵をもらい昨年度よりも一歩前進した活動ができるように頑張りたいと思います。そして,生徒のみなさんの笑顔があふれるよう頑張りたいと思います。


お知らせ(3月24日)

<3学期修了式のメッセージ>

生徒のみなさん,こんにちは。

本日をもって,令和2年度の187日が終了となります。みなさんは,今年仮にコロナウイルス感染がなかった場合,通常1年間で何日登校しなければならないか,わかりますか。おおよそ200日弱が普通です。これを考えると,約10日少ないぐらいで,1年間を終えることができたことになります。1年前を思い出してください。どのような状況であったか覚えているでしょうか。始業式を行ったのはいいのですが,翌日から臨時休校となり第1回目の緊急事態宣言が発令され,世の中は9月から学校をスタートさせた方が良いのではないかと,大きな話題となりました。しかし,長期休みを返上して授業を確保することで,今日を迎えることができました。校長先生としては,安堵しています。

さて,多少遅くなってしまいましたが,1・2年生のみなさんにお礼を言いたいと思います。このお礼は,何を意味するかというと,3月4日に行われた予餞会に対してです。1・2年生のみなさんは気づいていたかどうかわかりませんが,すべての出し物が終わりその余韻に浸るなか,涙を流している3年生がいました。この涙の中には,当然なつかしい思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡り,卒業を迎えたくない,もう少しみんなとここで過ごしたいという気持ちが含まれていたことでしょう。その一方で,1・2年生からの3年生への感謝の気持ちも十分に伝わったのではないかと思っています。舞台に上がっている役者のみなさんだけでなく,その雰囲気を盛り上げる合唱のみなさんや音響・照明係,すべての人たちの1回にかける真剣さが心に染み入るように伝わったからこそ,涙が流れ落ちたのだと思います。この1回がライブであったことが,いっそう1・2年生の気持ちが伝えられ,3年生の心を動かしたのだと強く感じています。1・2年生のみなさん,本当にありがとうございました。みなさんのおかげで,コロナ禍で頑張ってきた3年生を笑顔で送り出すことができました。感謝いたします。

次に,1・2年生のみなさんに,進級するにあたり一つの言葉をささげたいと思います。この言葉は,先生が日頃より頭の中に入れていることです。それは「小さな意識が,自分を大きく成長させる。」というけっして意味が難しいものではない文章です。ここで,理解してほしいことは,「小さな意識」という意味です。簡単に言えば,「ささいな行動を実行する」ということです。例えば,部活動で誰よりも早く練習場所に行くことを毎日意識していたことにより,練習時間が増えて誰よりも上達しレギュラーになれた。また,今日から1日1個の単語を覚えようと意識したら,英語が好きになり成績が上がるだけでなく志望する高校に合格できた。など,思いが寄らない成果,つまり自分を大きく成長させるのです。付属的なものとして徹底や継続ということがありますが,先生は,最初のスタートは小さな意識からだと思っています。みなさんにとっては,目標となりうることかもしれません。1年生から2年生へ,2年生から3年生と進級するわけですから,単に数字が1が2,2が3に変わるだけでなく,中身が変わってほしいと思います。よくあることですが,服装がだらしなくなったりする人がいます。そのような意識は意味のあるものではありません。何も成長していません。かっこいいと思っているのは自分だけで,まわりはそう思っていません。みなさんには「あの先輩はかっこいい」と言われてほしいと思います。特に後輩のみなさんから。今の先生の小さな意識は,生徒のみなさんに自分からあいさつをするです。ぜひ,今日から小さな意識探しをしてみてください。


お知らせ(12月25日)

<2学期終業式のメッセージ>
生徒のみなさん,こんにちは。

本日をもって86日間の2学期が終了となります。例年よりも約10日長い2学期となりました。これも,みなさんが知ってのとおり新型コロナウイルス感染拡大による遅れを取り戻すために,2学期の始まりを8月の下旬から,そして2学期の終わりを2日間延長した結果です。みなさんの実感としてあるかどうかわかりませんが,来る日も来る日も勉強に明け暮れる2学期となり,終わらせなければならない学習内容を何とか到達できるところまできました。3学期も,2学期と同様な勉強に対する前向きな姿勢を大切にして頑張ってほしいと思います。

 さて,ここで2学期を振り返ってみたいと思います。2学期のスタートは校長先生として大変辛いものとなりました。3年生には修学旅行,2年生には自然教室,1年生には校外学習,それぞれに対して中止を伝えたことです。今でもあの時の生徒のみなさん一人ひとりの表情は思い出します。特に,3年生には中学校最後の1年間で大変悲しい思いを強いらせてしまい,申し訳ない気持ちで一杯になりました。その場では,最高の思い出になろうとする学校行事を奪ってしまったことにただただ頭を下げるだけでした。また,2学期の最大のイベントである体育祭・文化祭についても縮小開催を伝えることとなり,3年生をはじめとする生徒のみなさんのやる気を削ぐようなことばかりをする結果となってしまいました。

  そのような状況下で,一部縮小したスタイルで実施したスポーツフェスティバルや合唱コンクールでのみなさんの姿を見て安心しただけでなく,3年生の勇姿,2年生の頑張りそして1年生の一生懸命さに感動しました。やはり,3年生の姿には最高学年としてのプライドとたくましさを感じることができました。それが校長先生だけでなく後輩である1・2年生にも十分に伝わり,特に1年生は3年生の偉大さを感じたようです。これが,まさしく“伝統の継承”です。3年生には感謝をしてもしきれないほどです。改めて感謝いたします。ありがとうございました。次は2年生の番です。来年のすべての学校行事で,今年の3年生以上の勇姿を見せてほしいと思います。期待しています。

  校長先生にとって,この2学期は先の話を踏まえると,まさしく明と暗でした。しかし,1・2年生の部活動での活躍や文化的な成績を考えると,明らかに明の部分が多かった楽しい時間を過ごすことができました。生徒のみなさんのおかげです。ありがとうございました。

  いよいよ明日から冬休みです。おそらく待ちに待っていたことでしょう。今年は例年とは違った年始年末になりそうです。言うまでも無く,新型コロナウイルス感染に注意しながらの冬休みです。まず,免疫力を高めることを考えてほしいと思います。そのためには,十分な栄養と睡眠をとることです。おいしいものをたくさん食べて,規則正しい生活を送りましょう。また,人混みを避けるためにも,不要不急の外出は控えるようにしてください。3学期,元気な姿が見られることを楽しみにしています。それでは,よいお年をお迎えできるようお祈りいたします。お疲れ様でした。

  


お知らせ(8月7日)

<終業式でのメッセージ>

 生徒のみなさん,こんにちは。

 4ヶ月前を振り返ると,新型コロナウイルス感染拡大により非常事態宣言が発令され,始業式翌日から臨時休校,入学式は2,3年生が不在の中,縮小して行われ,1年生も同様に臨時休校となってしまいました。約二ヶ月間家で過ごす時間を余儀なくされ,仲のよい友達と会えなかったり,部活動ができなかったりとストレスを感じながら生活を送っていた人も多かったのではないでしょうか。その間,先生たちもこれまで経験したことがない毎日を強いられ,生徒のみなさんに授業をできないもどかしさ,コロナウイルスに感染せず元気に過ごしているのかという不安などを感じながら,学校で過ごしていました。

 感染状況が落ち着き,段階的に学校が再開されて,登校してくるみなさんの姿,教室から聞こえてくる笑い声を耳にして,本来の学校を取り戻してきていると実感するとともに,今まで溜っていたエネルギーが一気に吹き出し,やる気が満ちてきたのを覚えています。通常日課後,授業を参観するために,各教室を見回り,授業に参加している姿は予想以上に前向きに取り組み,みなさん一人ひとりが頑張っていることが実感できました。この姿を2学期もぜひ続けて,自らの力を高めるために,がんばってほしいと思います。

 明日から,夏休みですが,いつもとは違う夏休みとなるでしょう。一つは2週間しかないこと,2週間しかない夏休みをどう過ごすか,もう決まっているでしょうか。もたもたしていると,あっという間に終わってしまいます。何か一つ目標を立てて努力し,わずかながらでも1学期の自分より成長できるようがんばってほしいと思います。3年生は約6ヶ月に控えている高校入試に向けてがんばろうと思っている人がほとんどだと思います。夏を制するものが入試を制するとよく言われます。健闘を祈ります。二つ目はコロナウイルス感染に注意しながらのお家時間となることでしょう。くれぐれも健康には気をつけてください。目に見えない敵,コロナウイルス。いつどこで感染してしまうかわかりません。不用不急の外出は控え,お家での時間を心がけるようお願いします。

 いろいろ話しましたが,2学始業式,263名の生徒のみなさんが元気に登校してくれさえすれば,校長先生としては何よりうれしいことです。2週間後またお会いしましょう。
 
<保護者の皆様へ> ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 保護者の皆様には,日頃より本校の教育活動にご理解ご協力を賜り,誠にありがとうございます。本日をもって,無事1学期を終了することができました。ご家庭の協力があってこその賜だと感謝しております。
 さて,今年度のスタートは新型コロナウイルス感染拡大の中でした。4月7日より臨時休校を余儀なくされ,約二ヶ月遅れの新学期となりました。臨時休校期間中は,不用不急の外出自粛にご協力いただくとともに,家庭学習の取組等にご理解いただき,改めて感謝申し上げます。
 1学期スタート後から,授業時数確保に努め,授業内容の重点化を図って学習の遅れを取り戻しているところです。2学期以降も同様に進め,さらに生徒一人ひとりに応じたきめ細やかな指導を行っていきたいと考えております。より一層学びの保障を考えた教育課程を実践していきますので,ご理解をよろしくお願いいたします。
 
 

校長室より(4月17日)

<その1>

4月17日(金)に教科書と休校中の課題の配布を行いました。生徒が登校するのは2回目で,校長として生徒たちを昇降口で迎えるのは初めてとなりました。私が「おはようございます」「こんにちは」とあいさつすると,必ず「おはようございます」「こんにちは」と応えてくれました。他の先生が「元気だった?」と声をかけると,「はい」とうなずく姿を見ることができました。このような光景から,一瞬でありますが学校本来のあるべき姿を垣間見ることができたような気がしました。同時に私は教員として無力感を強く覚えました。

私たち教員は,生徒が学校に登校してこなければ,何も指導することができないと改めて感じました。生徒が学校に居てくれさえすれば,学習指導や生徒指導,悩みなどの相談にものってあげられるのですが,当たり前のことが当たり前ではなくなってしまった今,生徒たちの健康・安全を見守るのが精一杯な状態となっています。これも大切なことではあると思いますが,生徒たちの健やかな成長を支援することが我々の大きな役割であることは間違えないです。

一日でも早く収束して通常どおり学校が再開することを願うばかりです。そして,子どもたちが失った時間および経験を少しでも取り戻せるよう教職員が一丸となって頑張っていきたいと思います。

<その2>

昇降口で生徒を迎えると同時に,受け取りに来られた保護者の対応もしていました。そのときに,何人かのお父さんとお母さんと会話を交わすことができました。全ての方が「7日から再開することができるのでしょうか」と心配されていました。返す言葉をさがすも,「難しいかもしれません」と思わず出てしまいました。

あるお母さんとの会話で,「普通に学校に行けていたことがとてもありがたかったです。学力のことも心配ですが,ずっと家にいると人との関わりがなく心の成長の面が大丈夫なのかとさらに心配になります」と言われていました。このような状況は,子どもの成長に少なからずダメージを与えることは間違えないことでしょう。しかし,どの程度悪影響を及ぼすのか想像がつかないのが正直なところです。

学校再開にあたり,生徒に対してアンケートを実施するとともに,ご家庭に協力をお願いすることになりますが,休校期間中お子様の気になる点があればご意見をいただこうと考えています。ご家庭と連携を図って円滑に学校生活がスタートできるようにしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。



校長より(6月15日)

政府から2月27日に,全国の小中高・特別支援学校の一斉臨時休校の要請を受け約一ヶ月間,そして4月7日新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令されて約二ヶ月間,学校の機能が事実上ストップすることとなりました。この期間,学習指導をはじめとする全ての生徒への十分な支援ができなくなるという予想をしなかった状況が生まれてしまいました。

「生徒たちの命を守るため」と理解していても,生徒のために指導・支援ができないことがこんなに辛いことなのかと初めて思い知らされました。当たり前であることがこんなに幸せであることを強く感じました。

6月15日,通常日課が開始となりました。私はこの日を忘れないと思います。なぜならば,誰よりも心待ちにしていたからです。「出口のないトンネルはない」というように,やっと第一トンネルを通過して燦々と太陽の日を受けながら,生徒にとってかけがえのない中学校生活を再スタートさせることができました。忘れるはずがありません。こんな記念すべき日を。

 しかしながら,3年生にとっては,納得できようがないことばかりだと思います。体育祭の中止,合唱コンクールの一部縮小,そして総合体育大会や千葉県吹奏楽コンクール等の中止など楽しみにしていたものが残念なことになってしまいました。中学校生活に希望が持てない生徒もいることを想定し,可能な学校行事等に対して生徒たちが,達成感が持てるように指導していきたいと考えております。残り10ヶ月,教職員一同で,生徒一人ひとりが輝ける場を設けるとともに,これまで失われた時間を挽回できるよう全身全霊をかけて邁進して参りますので,ご協力をお願いいたします。