情報教育研究計画
 
 新学習指導要領では情報活用能力を言語能力や問題発見・解決能力と同様に,学習の基盤となる資質・能力とし,教科横断的に育成するよう位置づけています。
 本校では,研究の重点を生活科と総合的な学習の時間を軸とした「教科横断的な視点での情報活用能力の育成」とし,複雑な状況の中から自分なりに課題解決への見通しを持つことや,目的に合わせて情報を整理・分析,表現することに関する学習活動を充実させていきます。
 オーセンティックな学習となるような単元・授業のデザインや,情報の整理・分析の場や手立てを工夫していくことによって,児童の情報活用能力を教科横断的にバランスよく育んでいきたいと考えます。

<研究計画>
1,研究推進委員会にて,研究の方向性の確認をする。また,研究の方向性等について講師の指導を受け,それを踏まえて修正をし,全体会での共通理解を図ります。
2,研究推進委員会と学力向上委員会,情報部会との円滑な組織運営のもとで,実態調査,情報活用に関する領域設定,情報活用能力指導体系表を作成,カリキュラム編成,授業研究等に関わる作業を実施します。
3,7月,10月,11月,1月の4回校内授業研修会を実施し,仮説検証を行い,評価改善を行います
4,生活科・総合的な学習の時間だけでなく,教科横断的な視点でカリキュラム編成を行うとともに,学力向上委員会や若年層研修等を活用し,指導力の向上に努めます。


<研究の概要>
 主題に迫る手立てとして,2つの研究仮説を立てて検証していきます。

【研究仮説1】
 具体的な文脈や状況を豊かに含みこんだ中で,情報を捉えることのできる手立てを工夫すれば,問題意識を持ち,見通しをもって課題解決に取り組むことができるであろう。
○単元全体を貫く,オーセンティックな場面設定や振り返りの工夫。
○情報を捉えて意識化・問題化するための教材や素材,発問の構成の工夫
○問題発見や課題解決の見通しにつながる情報の活用方法
○導入時のオリエンテーションの工夫。

【研究仮説2】
 目的に応じた「情報の整理・分析」の過程の工夫や,協働的な場の工夫をすることにより,情報の見方・考え方を働かせながら思考することができるであろう。
○情報の比較・関連付け等を活性化する問いの構成や資料の加工,提示の工夫。
○考えるための技法の習得に向けた思考ツールの活用
○話し合い活動の進め方の工夫。 ○統計やデータの処理・分析の基本の習得
○情報の処理や共有における効果的なICT活用。


<予想される成果>
1,身近な文脈での学びを通して,課題意識や見通しを持って問題解決をすることができるようになるだろう。
2,多様なツールやスキルの活用をして,目的に応じた情報の整理や分析をすることを通して,情報の見方・考え方を働かせ多角的・多面的に思考することができるであろう。