社会科では、第4学年「残したいもの 伝えたいもの」の単元で、市内に伝承されている「鳥見神社の獅子舞」を教材として授業を行いました。「鳥見神社の獅子舞」は千葉県指定無形民俗文化財として、地域の方々が大切に今日まで伝えてきました。子どもたちは、初めて触れる文化財にはじめは戸惑っていましたが、体験活動やゲストティーチャーの方々からのお話を通して、だんだんと身近に感じることができるようになってきました。
本時は、保存・継承していくことが難しくなっている獅子舞と自分たちがどのように関わっていけばよいかということについて考え、グループごとに発表しました。それぞれの子どもたちが「自分だったらこうしたい」という思いをもつことができたのは、獅子舞の保存・継承に対して自分事にして考えることができたからだと思います。
発表会では、作成したスライドを使い、聞き手にわかりやすく発表することができていました。また、感想発表では、ロイロノートを使って即時共有することで思考を深めることができました。ICTの活用は、子どもたちの思いや考えをわかりやすく表現したり、思考を深めたりするのに大いに役立つと思いました。
今後は講師の先生からご指導いただいたように、子どもたち一人一人が自分自身の「見えない心の変化」に気づくことができるように、友達との意見交換や話し合いを充実させていきたいと思います。