令和2年度 研究主題 体育科運動の楽しさや喜びを味わい、共に高め合う児童の育成~「わかった」「できた」という実感を共有できる体育科学習を通じて~1.研究仮説 仮説1 体育科学習において,主運動につながる運動の感覚づくりをしたり,児童の発達や運動の系統に合わせた学習過程を工夫したりすれば,児童が進んで運動に取り組むことができるようになり,「できた」という運動の楽しさや喜びを味わうことができるであろう。 手立て ・身につけさせたい技能と理解させたい内容を明確にする ・ステップ学習により,達成感を持たせながら学習を進められるようにする 仮説2 体育科の学習において,児童同士が動きを見取り,教え合う場を設定すれば,児童一人一人が技や動きのポイントを理解することができるようになり,「わかった」という実感を得ながら共に高め合う力が育つであろう。 手立て ・技能の向上につながる教え合いのポイントを明確にもたせる ・教え合う場を設定して,アドバイスやお手伝いを効果的に取り入れさせる2.検証方法 仮説1・・・進んで運動に取り組む児童の姿 仮説2・・・技や動きのポイントの理解3.めざす児童像 ・運動の楽しさや喜びを味わい,進んで運動に取り組もうとする児童 ・運動の知識と技能を関連させて身につけさせようとする児童 ・友達同士で動きを見取ったり,教え合ったりしながら,一緒に高め合おうとする児童