算数科「わり算」において、
ロイロノート・スクールやJamboardを活用しながら、考えの過程やおはじきの分け方に着目させながら学習を進めました。
単元を通して、ロイロノート・スクールで作成したおはじきカードを使用し、考えの過程をキャプチャーで録画しながら行いました。それにより、等分除の視点(1人に一つずつ、順に同じだけ)や包含除の視点(決まった数ずつ、全部なくなるまで繰り返す)に気付かせることができたように感じました。この部分が1つめのデジタルトランスフォーメーション的な学習だと考えます。
また、録画したカードをグループで見せ合いながら、分け方に着目させて説明を行いました。そこではJamboardを活用して、分け方についての気付きや共通点を記入しました。そうすることで、さらに等分除や包含除の視点を確実なものにし、学習のまとめにつなげることができたと思います。この部分が2つめのデジタルトランスフォーメーション的な学習だと考えます。
児童の振り返りには、「おはじきを動かすようすを録画したことで、友達のがよくわかった。」「どうやって分けているのかを見せながら説明できて伝えやすかった。」「Jamboardで考えを書き出すことで、学習したことがわかりやすくなった。」と書かれていました。
今後は、児童の思考力を深めるために必要なアプリケーションやツールを見極め、それを組み合わせて表現方法を工夫したり、新しい可能性を見い出したりしながら、児童の学びを深めていきたいです。