第1学年2組 ICT道徳 あたたかい心で「くりのみ」
〈参観者より、よかった点〉
・大型スクリーンを使って、見せたい場面の共有によりねらい通り授業が進められ、子ども達が集中できていた。
・タブレットを日頃からよく活用してるので、子ども達が扱いに慣れている。また、ICTを使った際の学習規律がしっかりしており、すばらしいと思った。
・導入のアンケート、即時に全員の子ども達の考えが人目でわかるのがよい。学習の最後に同じアンケートをとって比較したことで、子ども達の心の変容が見られてよかった。
・ICT利用というと、子ども達に入力させる、操作させるといったことばかり考えていたが、単純に板書代わりに利用するだけでも、考えの共有になると思った。
・道徳は、子どもの意見だけで字だらけになってしまいがちだが、残しておきたいものだけを板書し、タブレット画面と使い分けができていて有効だった。
・班でクラゲチャートに整理することで、より視覚的に友達の意見を知ることができた。きつねの気持ちを色別カードで表したことで、一目で子ども達の考えが把握できた。
〈参観者より、改善点〉
・最後のアンケートは、同じ項目ではなく、自分の考えを書くことで子ども達の変容がより明確になると思った。
・自分の生活に返していくという点で、「何かこんなことをしていきたい」というような活動があってもよいと思った。
・話し合い場面があり、友達の意見を聞いて、自分の意見を考え直したり、見つめ直す場面が増えると、より考えが深まりそうだと思った。
・課題解決型学習なので、まとめは子ども達の言葉を板書するとよいと思った。
〈講師より〉
・自分のペースに合わせて、全画面を振り返られるのがよかった。
・クラゲチャートの活用法がよかった。
・課題の提示は、動きのあるものが効果的である。
・音声資料や意図して資料を作り替えることも有効である。ウサギの気持ちにしてみる。
・子どもがする作業は、多くなりすぎないよう、絞るとよい。